漫画作品『呪術廻戦』のTVアニメ第2期が2023年7月よりスタートする。「AnimeJapan 2023」にてスペシャルステージが開催され、虎杖悠仁役・榎木淳弥、五条悟役・中村悠一、家入硝子役・遠藤綾が登壇した。

  • 『呪術廻戦』AnimeJapan 2023 スペシャルステージ

第2期で最初に描かれる「懐玉・玉折」で劇場版からの時間軸で約11年前の五条を演じる中村。「『劇場版 呪術廻戦 0』でも、過去をワンシーンだけ演じていたが、今回はじっくりと若い頃の五条を演じている。面白くもあり難しいところだと感じています。まるで新キャラクターを演じるような気持ちで収録に臨んでいます。」とアフレコの印象を語る。

同じく同級生として登場する家入役の遠藤も「現在の硝子の印象は、アンニュイで表情も大きくは変わらないクールな性格に見えます。でも11年前の彼女は、今と違って表情がコロコロと変化する。大人の硝子になる片鱗はみせており、同じ人間なんだなと実感しながら演じています。どんなことが彼女にあったのかなと気になっています」とキャラクターの印象を語った。

また、ステージの前日には、「懐玉・玉折」のキービジュアルが発表となった。スクリーンに改めて映し出されたビジュアルを見て、榎木は「キラキラしていますね。未来に向かう疾走感がある爽やかなビジュアルです」と述べる。中村も「呪いと戦うというテーマや、重い物語が語られることが多いが『懐玉・玉折』は”青い春”がテーマになるので、それが良く表れているビジュアルだと思った」と印象を語る。

最後にキャスト陣からのメッセージが。榎木は、「PVを見て頂けるとお分かりになると思いますが、とても気合を入れて作品を作っています。『懐玉・玉折』だけでなく、『渋谷事変』まで描かれます。ここではまだ語ることはできないのですが……個人的にもこの2つの章はとても面白くて、バトルも多いので、『呪術廻戦』らしい魅力的なアクションシーンを楽しみにしてください」と語る。

中村は、「収録はもう始まっていて、いつも原作と照らしあわせながらシーンの確認をするのですが、今回、原作をかなりボリュームアップして膨らませています。原作をご覧になっている方もアニメを観ていただいて、演出の強化を楽しんでいただきたいです。今回は、バトルシーンもそうですが、派手なエピソードになると思います。7月まで楽しみにして頂ければと思います」と期待を煽った。

最後に、遠藤は「『呪術廻戦』のイベントは初めてなので、楽しみにしておりました。私自身も楽しみだった過去編になるので、どんな硝子ちゃんが見られるのか、今からオンエアが楽しみです。制服姿の硝子が見られる貴重な機会ですので、ぜひ目に焼き付けてください」と締めくくり、スペシャルステージは幕を下ろした。