アイドルグループ・SixTONESの松村北斗が6日、東京・渋谷のNHKで行われた「君の声が聴きたい」プロジェクト取材会に、ウッチャンナンチャンの内村光良、女優の広瀬アリスとともに出席した。

  • SixTONESの松村北斗

NHKでは5月5日~12日の8日間、およそ50の番組で、若い世代の声から、すべての世代と幸せのヒントを一緒に考える「君の声が聴きたい」プロジェクトを展開。内村、広瀬、松村らプロジェクトメンバーが、さまざまな番組に出演し、幸せのヒントを一緒に探す。

松村は「僕はSixTONESというグループとして、『バリューの真実』という10代のみんなの声に寄り添って進めていく番組をやらせていただいていて、子供や若者の声を共有し合える場所を作ることはすごく大事だと感じていたので、こういう機会に参加することに責任感と楽しみがあります」と語った。

5月9日放送の『バリューの真実』(Eテレ 19:00~19:30)では、「友だちと将来の悩み」をテーマに放送する。

松村も、友人関係で悩んだ過去があったそうで、「友人を作るのにすごく苦戦したというか、一応『友人』と自分で言っておける人を数人確保していたみたいな時代もあって、そうなると相手にもそういうものが伝わってギスギスすることが多くて、無理せずぱったり、いろんな方と接することをやめた時期がありました」と告白。「それはそれで、そういう性格の僕を魅力的に、面白く思ってくれた友人が接してくれて、だから僕もうれしくて返して、プラスの思い同士で接することができて、10年以上、今も月に何度もご飯に行くような友人ができました」と明かした。

さらに、「今は無理してないですね。無理することをやめて素直に。うまく話せないんだったらやめるってしたのが功を奏したようで。でも悩んでいた期間がなかったらそこにはたどり着かなかったかなと思います」と話した。

気分が落ち込んだときに奮い立たせてくれたものを聞かれると、松村は「映画、ドラマも多かったですけど、僕はもっぱらTEAM NACSさんの舞台を見て」と回答。「すごくたぎる舞台が多くて、そういうものを見て『俺はこんなに興奮するものを持っているけど、あいつらにはわかんないんだ』『叱ってきて理不尽に思ったけど、あいつにはわからない魅力を俺は知ってる』みたいな変な盛り上がり方をして、『明日も俺しか知らない魅力を抱えた世界で生きてやる』みたいな、そういうエネルギーのつけ方をしてましたね」と明かした。

また、自身の学生時代を振り返って、「夢を追いかけるみたいなことがすごく強い時期だった。いまだにそうではあるんですけど、当時は特に将来も漠然と不安だったというか、『本当にこのままこの職業を続けていていいのかな?』とか思うと何も手につかなくなってきた分、とりあえず先のことよりも目の前の頑張るべきことを探すことで頑張るエネルギーを探すように毎日頑張っていた覚えがありますね」と語った。