ビー・エム・ダブリューが新型「X6」を発売した。納車は2023年7月からを予定している。
ハンズフリー運転機能を搭載
X6はクーペ特有の優美で個性的な外観デザインと卓越したオフロード走行性能を備えた世界初の「スポーツ・アクティビティ・クーペ」(SAC)として2008年に初代モデルが誕生。新型X6は2019年に登場の第3世代モデルをベースとしており、特にエクステリアおよびインテリアをよりモダンなデザインとしている。
新型X6はBMW M社が開発する2つの高性能マシン「Mモデル」をラインアップする。ひとつはサーキットでの本格的な走行を可能とすべく開発されたMハイ・パフォーマンス・モデル「BMW X6 M Competition」。もうひとつはサーキットで培われた技術を余すことなく取り入れ走行性能を高めたMパフォーマンス・モデルとなる「BMW X6 M60i xDrive」だ。
新型「BMW X6」は、日本においてはBMWが初めて国土交通省からの認可を取得した「ハンズ・オフ機能付き渋滞運転支援機能」を搭載。一定の条件下においてステアリングから手を離しての走行が可能な、ドライバーの運転負荷を軽減し安全に寄与する運転支援システムだ。最新世代のコネクティビティも有しており、「OK, BMW」と話し掛けることで車両の操作、目的地の設定などが可能となっている。
メーカー希望小売価格は「BMW X6 M60i xDrive」が1,622万円、「BMW X6 M Competition」が2,012万円。