にかほ市は秋田県南西部に位置し、南に鳥海山(ちょうかいざん)、西に日本海を望むまち。新鮮な魚介類やお米、鳥海山の伏流水を使用して作られたお酒など、海や山の恵みにあふれる特産品が多くあります。
その中でもお米は、「あきたこまち」などといった現在主流になっている品種の先祖にあたるお米「亀ノ尾」や、古代米の「朝紫」なども栽培されているそう!
今回は、そんなにかほ市の返礼品「にかほの味がするお米」を2つ紹介します。
農薬不使用! にかほの味がするお米
「ヤマチョウ」のお米は、肥料、農薬、除草剤を一切使っていないとのことです。「安全なものを食べてもらいたい」との想いを込めて作っているそう。米の“わら”や、米ぬかを発酵させたものを混ぜた土と、鳥海山の水を使用しています。限りなく自然に近い状況で栽培されるお米は、にかほの土と水だけで仕上がっています。
【古代米】農薬不使用の朝紫「郷山のお米」900g(180g×6)
玄米表皮に色素を含む古代米で、黒米の「朝紫」。抗酸化作用の働きが期待されるアントシアニン系の色素(ポリフェノールの一種)をはじめ、さまざまな栄養が豊富に含まれているので、美容と健康に役立つ自然食品としても注目されているとのこと。炊飯時にお米に混ぜて炊くだけで、手軽にもちもちと美味しいご飯が食べられます。
・提供事業者:ヤマチョウ
・内容量:150g×6 (計900g)
・寄附金額:1万円
【希少品種米】自家採取 農薬不使用の亀ノ尾「郷山のお米」2kg(玄米)
「亀ノ尾」は、「あきたこまち」など今ある多くの品種の先祖にあたるお米。栽培がとても厳しく、現在では自然栽培の「亀ノ尾」は、大変珍しい貴重なお米なのだそうです。「ヤマチョウ」では自家採取した籾種から自然栽培米作りをしているため検査を受けることができず、正式に「亀ノ尾」と謳うことはできないそうですが、糖度が低くて栄養価が高く、強い生命力を感じられる、身体にも心にも優しいお米です。
・提供事業者:ヤマチョウ
・内容量:2kg
・寄附金額:7200円
生産者の声
ヤマチョウは栽培期間中、無農薬でのお米作りを徹底している農家です。自分自身が食べたくないものを誰かに食べさせたくなかったという理由から、農薬・除草剤・肥料は全く使わず、お米本来の味を保ち、より栄養が高くなるように作っています。田んぼには、絶滅危惧種のトンボや、ゲンゴロウなども生息しており、美しい里山本来の姿でお米を栽培することができております。体にも環境にも優しい栽培を心がけ、「鳥海山」の水と手作りの育苗土によりにかほ市の自然を閉じ込めたお米をぜひご賞味ください!
にかほ市は、鳥海山頂(標高:2236m)と日本海までの直線距離はわずか16kmしかなく、海と山に抱かれた世界的にも珍しい地域です。
平成の名水百選にも選定された「元滝伏流水」は、鳥海山に染み込んだ雨や雪解け水などが長い歳月をかけ、幅約30m、高さ約5mの苔生した岩肌から吹き出しています。1日約5万トンにもおよぶ水は、年中枯れることがないのだとか! 育まれた豊かな苔と水とのコントラストは絶景です。
今回は秋田県にかほ市の「にかほの味がするお米」を2つ紹介しました。農薬不使用のお米は、生産者のこだわりや想いがたくさん詰まっています。古代米や希少品種のお米で、にかほの香りを感じてみたくなりますね! 気になる返礼品があった際は、ぜひチェックしてみてください。
※寄附金額は掲載開始日(2023年4月8日)時点のものです。