ディスコは4月6日、「24卒の就職活動状況や意識」に関する調査結果を発表した。

調査は4月1~5日、『キャリタス就活2024』にモニター登録する2024年3月に卒業予定の全国の大学4年生・理系の大学院修士課程2年生1,256人を対象に、インターネットで行われた。

調査結果は以下の通り。まず、「4月1日時点の内定状況」を見ると、52.9%と前年同期実績(46.5%)を6.4ポイント上回っている。約7割の学生がインターンシップ参加企業から内定を得ており、就活を修了したのは約1割強だった。

  • 内定率の推移、内定を得た企業の内訳、活動状況の分布

次に、「エントリー状況、選考試験の受験状況」を見てみると、一人あたりの「エントリー社数」は「21.9社」。前年(22.6社)と比べて下回っており、「エントリーシート提出社数」は「10.7社」と、こちらも前年(11.4社)より減少した。

「面接社数」(5.6社)は前年(5.4社)を上回った。

  • エントリー社数、選考試験の受験者数

そして、「面接形式ごとの受験状況」については、「WEB面接経験者」が95.4%という結果になっている。また「対面面接」(71.0%)が前年(56.6%)よりも大きく増加している。

  • 形式ごとの面接受験状況