フワフワだったアザラシのぬいぐるみが、買って1年で“ぺちゃんこ”に……? 思わぬ犯人と納得の理由がTwitterで話題を呼んでいます。

  • 丸々としていたのに…(@gotsumekawausoより引用)

Twtterユーザーのゴツめカワウソさん(@gotsumekawauso)は1年前、大阪の水族館・海遊館でアザラシのぬいぐるみを購入しました。最初は見るからにもふもふでフワフワでしたが、買って1年でぺちゃんこになってしまいました。何があったの……?

  • 1年後(@gotsumekawausoより引用)

その犯人は、ツイ主さんが飼っているオス猫のラオウくん。上でくつろいだり、フミフミしたりしていたら、ぬいぐるみがおせんべいのように平らになってしまったのだそうです。なるほど……それは仕方ない。

  • なるほど(@gotsumekawausoより引用)

ツイ主さんが写真を投稿すると、「ぬいぐるみも原因も可愛いね」「理由が可愛すぎる」「あーこれは最高」と話題に。執筆時点で1万7000件のリツイート、4万7000件のいいねを集めています。編集部では、ゴツめカワウソさんを取材しました。

最初は横から押して戻したりしていましたが…

――ラオウくんについて教えてください

2013年に東京・大塚の保護施設から譲渡させてもらいました。当時「施設の中で最もビビリです」と、説明を受けました。確かに他の猫や人にビビリまくってる猫でしたが、スタッフのお姉さんには助けを求めて甘えまくる姿を見て、妻が一目惚れしまして、「我が生涯に一片の悔い無し」と思えるニャン生を送って欲しいと言う思いから、妻が名前をラオウと名付けました。

そんな彼は、妻以外には絶対に甘えません。妻のことをユリアか何かと思っています。10年一緒にいても、私が抱っこしようとすると逃げます。

夜になると、リビングに来て「早くベッドで寝ようぜ」と、うるさくニャーニャー鳴きながら妻にまとわりつきます。しかしながら、ビビリは相変わらずで、知らない人が家に来るとまず姿を見せません。病院では常にガクブルで、獣医さんに「名前はラオウなのに……」と、言われる始末です。

――ぬいぐるみは、かなり変形してしまいましたが……

リビングのアクセントとして置いていたんですけど、まぁ、違う形の有効活用ということで、「うーん、ま、いっか!」って感じですかね。ちなみに、時間をかけて徐々につぶれていくぬいぐるみを見て、最初は横から押して戻したりしていましたが、無駄でした(笑)。

――たくさんの反響が寄せられています

このアカウントは元々「スプラトゥーン」(注:テレビゲーム)仲間と連絡用のアカウントで、スプラ仲間に向けて発信したつもりでした。通話プレイしていると、ペットの話題はよく出るので。今回は、スプラ仲間がリプを躊躇するレベルにバズったので、嬉しいのか悲しいのか……海遊館への敬意を込めてハッシュタグを付けていたとはいえ、「ここまでバズる!?」と思っているのが正直なところで、若干困惑しています。


可愛らしい猫さんのベッドになったぬいぐるみ。形は大きく変わってしまいましたが、きっと満足していることでしょう。