数年ぶりにお花見会が解禁となったこの春。満開の桜や、散りゆく桜とともに、多くの人が特別な“春”を感じていることと思います。

芸術家・深堀 隆介さん(@RiusukeFukahori)のお宅にも、すてきな春が……

土佐錦を水換え中、もう最高の図だ
(@RiusukeFukahoriより引用)

白い桶の中で泳ぐ1匹の金魚。白と橙のコントラストが美しい光景ですが、その上に降り注ぐ桜の花びらがまた、すてきですね。

この光景に、「なんて美麗なんでしょう…!」「息を呑む美しさですね…」「静かに漂う春がここにも」「癒される」「美しい。掛値なしに美しい」「今年見かけた“サクラ風景”で1番グッときた。演出感もなんもなく素のまんまの日常でこれは、肩こり吹っ飛ぶし目が覚めた。伝わりますかね…この爽快感。文句なしの優勝」といったコメントが続々と。この時期にしか見ることのできない金魚と桜、日本ならではの“最高の図”ですね。

また、「これは作品なのか実物なのか…」「見分けがつきませぬ」という声も。実は、ツイ主の深堀さんは、樹脂と絵画を組み合わせた技法「2.5DPainting(滅面積層)」を考案された芸術家さんで、金魚を題材とした作品を制作されています。そのため、この美しい光景を作品だと思った人も多かったよう。

まさに絵に描いたような光景ですが、深堀さんはどのように感じたのでしょうか? お話をうかがいました。

ツイ主さんに聞いてみた

―― 写真が撮影されたシチュエーションを教えてください

アトリエのベランダで金魚を飼っているのですが、裏に桜並木があり、春になるといっぱい水面に落ちています。その花びらが浮いている水槽の掃除をするため、金魚(土佐錦)を水槽から洗面器ですくった時、美しくて思わず写真を撮りました。

―― この光景を目にした時の気持ちを教えてください!

(うわぁぁぁー綺麗ー!)と心の中で叫びました。次はこんな作品を作ろう! と次回作のアイデアにもなりました。

―― 反響がございますが、率直な感想をお聞かせください

反響に驚いています。やはり日本人は、金魚と桜が好きなんだなぁと思いました。これからも日本の美しさを探究していきたいと思います。


「ぜひ作品に!!」 という声もありました。深堀さんのTwitterには、これまでの作品が多数掲載されていますので、ぜひゆっくりと眺めてみてはいかがでしょうか。これからの作品も楽しみですね。