学情は4月4日、「20代の住む場所・働き方」に関する調査結果を発表した。調査は2月21日~3月7日、全国の20代社会人570人を対象に、インターネットで行われた。
調査結果は以下の通り。まず、「転職活動において、『フルリモート』や『居住地自由』の企業は志望度が上がりますか」と聞くと、「志望度が上がる」(39.1%)、「どちらかと言えば志望度が上がる」(34.6%)と、7割以上の20代が「フルリモート」や「居住地自由」の企業は志望度が高くなると回答した。
次に、「転職活動において、『出社の機会がある』企業は志望度が上がりますか」と尋ねると、「志望度が上がる」「どちらかと言えば志望度が上がる」と回答した20代が46.1%に上った。
一方で「どちらとも言えない」(47.2%)と回答した20代からは「出社するかどうかを自身で選択できる企業は志望度が上がる」「出社日や出社頻度が決まっている企業よりも、業務の内容によって適した働き方を選べる企業のほうが魅力に感じる」などの声があった。
そして、「住む場所・働き方に関する希望」を聞くと、都市部に住みたいと回答した割合は60.8%、地方に住みたいと回答した割合は30.2%となった。
「都市部のほうが求人も多く、経験できる仕事や習得できるスキルも充実していると思う」「都市部は家賃や生活費が高くなるものの、経験できることや出会える人など、それ以上の魅力があると思う」といった声が寄せられている。