4月4日早朝からTwitterのPCブラウザ版において、従来の青い鳥マークが突如消え、代わりに「柴犬」のアイコンが表示されるという謎仕様に変更された。これにネットでは驚きと困惑の声が続いている。
「鳥のさえずり」を意味する英語「tweet」がサービス名の由来であるTwitterだが、現在Twitterでは、お馴染みの青い鳥マークが姿を消し、その場所に柴犬のアイコンが表示されている。この柴犬だが、海外の掲示板で流行りインターネットミーム化した柴犬「Doge」のシンボルであり、Twitter社CEOのイーロン・マスク(Elon Musk)氏お気に入りの仮想通貨「Dogecoin」のシンボルとしても使われている。このアイコン変更の影響からか、その「Dogecoin」の価値が暴騰する場面もあった。
実は今回のアイコン変更は、以前交わされたマスク氏と他ユーザーとのやり取りが発端だったようだ。当時、「Twitterを買収して青い鳥のロゴをDogeに変更する」と約束し、今回その約束を実現したという顛末をマスク氏が説明している。今回はPCブラウザ版での「柴犬」化だったが、アプリ版でもいずれ導入されるのだろうか。
As promised pic.twitter.com/Jc1TnAqxAV
— Elon Musk (@elonmusk) April 3, 2023
ちなみにネットでは、アイコンが回転する「隠しコマンド」も話題となっている。Twitterのホーム画面で「↑↑↓↓←→←→BA」、すなわち、おそらく世界でも最も有名なゲームの隠しコマンドである「コナミコマンド」を入力すると、左上の柴犬アイコンが回転するのだ。実はこれは青い鳥時代からあった仕様だが、アイコン変更をきっかけにトレンド入りまで果たした。
ネット上では「Twitterの鳥マークが犬になってるんですけどナンデスカコレ」「犬になってて草」「ホンマや。いつのまに。」「てことはTwitterって名前も変わっちゃうのかな」「Twitterで吠えてる人が多いから?」「エイプリルフールは過ぎたよ?」などの声が寄せられている。今後どうなってしまうのかはマスク氏の気分次第なのだろうか。