Motorola、165Hzリフレッシュレート対応のSnapdragon 8 Gen 2スマホ「edge 40 pro」

Motorolaは4月4日、フラッグシップキラーと呼ばれるEdgeシリーズの新製品「motorola edge 40 pro」を発表した。昨年末に中国で発表した「Moto X40」のグローバル版であり、Snapdragon 8 Gen 2、リフレッシュレート最大165Hzの6.67インチ・ディスプレイを搭載。最大125Wの高速充電をサポートする。近日中に欧州で発売（899.99ユーロから）、数週間後にラテンアメリカに拡大する予定。

Snapdragon 8 Gen 2ではAI処理とカメラ性能が強化されており、edge 40 proはアウトカメラに50MP(F1.8、光学手ブレ補正)、50MP(超広角:F2.2、マクロビジョン)、12MP(2xテレフォト:F1.6)という構成のトリプル・ハイレゾカメラシステムを搭載する。インカメラは、AIを用いて各シーンを複数のセグメントに分割するSnapdragonのCognitive ISPを備えた60MP（F2.2）カメラとなっている。それによって、人、空、建物、風景などが独立して最適化され、色の正確性に優れた、実際のシーンに近いセルフィーを撮影できるという。

ディスプレイは6.67インチの有機ELで、解像度はFHD＋(2400×1080、394ppi)。リフレッシュレートは最大165Hz。DCI-P3をカバーし、明るい部分から暗い部分まで忠実な階調による表現を可能とするDolby Visionをサポートする。オーディオはDolby Atmosに対応するデュアルステレオスピーカーを装備し、Moto Spatial Soundによる没入感のあるサウンドを楽しめる。

全ての側面とエッジがカーブしており、デバイスの両面を「Gorilla Glass Victus」で保護。前面に指紋防止コーティング、背面にベルベット・アンチグレアガラスのインレイを施し、美しさと手にした時の心地よさを両立させた。バッテリー容量は4600mAh。125W TurboPower充電（ケーブル）は、6分で1日分、23分でフル充電が可能。ワイヤレスでも15Wで充電でき、5Wのワイヤレス電力シェアリングに対応する。