ロックバンド・マカロニえんぴつが書き下ろした新曲「愛の波」が、女優の小芝風花が主演を務めるテレビ朝日系ドラマ『波よ聞いてくれ』(21日スタート 毎週金曜23:15~※一部地域除く)主題歌に決定した。
原作は、国内外で熱狂的な支持を集めた大ヒット作『無限の住人』で知られる沙村広明氏の同名コミック。小芝演じる鼓田ミナレが、彼氏にフラれた上に金を騙し取られ、やけ酒を飲んで見ず知らずの男に愚痴をさく裂したことをきっかけに深夜のラジオで冠番組を持つことになり、やがてラジオパーソナリティーとして開花していく姿を描く。
マカロニえんぴつのはっとり(Vo・Gt)は「知性より野生! をモットーにとってもエキサイトしながら作りました。伸び伸びやらせていただきありがとうございます!『波よ聞いてくれ』このドラマが始まるのが楽しみで仕方ありません。愛の波も、聞いてくれ!」とアピール。主演の小芝は「ここまでドラマに寄り添っていただけた歌詞やタイトルに、とてもうれしく思いました!」と感謝をあらわにし、「特に『どれだけ暮らしが惨めだとしても、せめて言葉と思いを使い果たしていくよ』という歌詞が好きで、いっぱい失敗しても自分の思いや言葉を紡いでいくミナレそのものだなと感じました。また、私個人としてもとても共感する歌詞で、『誰かに届けているつもりでいて、まだ大丈夫? ってじぶんに訊いていたんだな』っていうのも、このお仕事をしていると人に届けるためにやっている一方で、見てくださった人からの『面白かったよ』などいろんな感想や声を求めている部分もあったりするので、とても心に刺さりました」とお気に入りポイントを熱弁した。
住田崇監督は「ドラマの登場人物に寄り添い 心がほどける曲。ありがとうございます」と感謝を述べ、高崎壮太プロデューサーは「小芝風花さんに『主題歌聴きました? すごいですよね!! ミナレですよね!!』と一緒に興奮して曲の感想を言い合いました」と明かし、「4月は新生活が始まる季節。一人暮らしが始まったり、出会い・別れがあったり、そんなふと寂しくなった夜にこの曲を聴いて欲しいです。きっと『また明日から頑張ろう!』っていう気持ちになれる、そんな素敵な曲だと思いました」と語った。