モデルで女優の紺野彩夏が、5月7日よりスタートするABCテレビの新ドラマ『サブスク彼女』(毎週日曜24:55~TVerで見逃し配信、DMM TVで独占配信)で地上波連ドラ初主演を務めることが5日明らかになった。
実写映画化でも話題となった『左様なら今晩は』などで知られる山本中学氏の同名漫画をドラマ化。月額定額制のサブスクリプション+恋愛をモチーフに、今を生きる若者たちの恋に揺れる心情を瑞々しくリアルに描いた物語となっている。主人公の女子大学生・トモは“本命として選ばれない”という虚しさと、恋愛感情を“搾取”され続けてきた苦い体験から脱するために、SNSで繋がった小さな世界で“サブスク彼女”というサービスを始める。月額定額制で女の子のラインナップから好みの彼女を選べる割り切った恋愛スタイルなら、恋に苦しむこともない。恋に純粋ながらもこじらせまくったトモの突飛な思いつきに興味を抱いて集まってくる女性たち、そしてトモのことを一途に好きな男友達コースケの存在。そして、この“サブスク彼女”が、意外な恋愛模様を巻き起こしていくことに。
主人公・トモを演じるのは、地上波連ドラ初主演となる紺野。幼い頃から子役として活躍し、『ピラメキーノ』(テレビ東京)への出演で一躍脚光を浴びると、ファッション雑誌『Seventeen』(集英社)専属モデルを経て、2021年よりファッション雑誌『non-no』(集英社)専属モデルに。2021年の映画『藍に響け』では久保田紗友とW主演で映画初主演を務めるなど、女優としても活躍している。
コメントは以下の通り。
■紺野彩夏
――サブスク×恋愛という意外な組み合わせがモチーフの原作です。まずはタイトルの印象をお聞かせください。
タイトルを聞いたときは、サブスクと彼女の繋がりが思いつかなかったので驚きました。
――また原作を読まれた印象はいかがでしたか?
サブスクと彼女、はじめは設定にすごく驚きましたが、読み進めていくにつれて、トモの本命としては選ばれないと薄々わかっていながらも、相手のことを思ってしまう虚しさや苦しさが伝わってきて、共感できる女の子も多いんじゃないかなという印象でした。
――演じる「トモ」の印象は? また彼女のどのような部分を特に表現しようと思われたかもお聞かせください。
誰かの本命になりたいという気持ちがとても強い、純粋な子なのかなと思いました。純粋だからこそ、自分からサブスク彼女になって、本命じゃなくてもいいという道を選んでしまったんだろうなと思いました。そんなトモの真っ直ぐすぎて頑固になってしまうところ、虚しさ苦しさを表現できたらいいなと思っています。
――「サブスク彼女」と言わないまでも、もしあったら利用してみたいサブスクサービスは?
フィルムカメラのサブスクがあったらいいなぁと思います。フィルムカメラが好きなのですが、物によっては高価なものもあるので気軽に試せたらうれしいなと思います。
――最後に視聴者のみなさんに見てほしいところ(メッセージ)を!
トモ以外にもたくさんのキャラクターがそれぞれの悩みを抱えています。女性だけではなく男性にも、どの世代の方にも共感していただけるところがあるのではないかな、と思っているので、ぜひ楽しんでご覧いただけたらと思います! 放送をお楽しみに!
■山本中学氏
――実写化が決まった際のご感想と、作品のどんなポイントが視聴者の皆さんに届くことを期待されているか、お聞かせください。
実写化のお話はホワリと出版社担当さんより伺っていたのですが、本当に決定になり驚きました! ストレートなタイトルの『サブスク彼女』というお話は、実はちょっとややこしいお話……。ヒトの簡単にはいかない心の側面が含まれるお話です。実写となり生身の役者さんたちがどの様に演じられ、観る方々がどう感じられるのか楽しみです!
――主人公トモを紺野さんが演じる上で楽しみにされている、もしくは期待されている部分をお聞かせください。
主人公のトモは見る人によって見え方が違う女の子ですので、演じられるのは色々な意味で大変かと思います……!トモを演じて下さりありがとうございます。紺野彩夏さん頑張って下さい、応援しております!