パルシステム連合会は4月3日から、2023年産の予約登録米の登録受付を開始した。

予約登録米は、田植えの時期に組合員が予約登録した米を4週に1度、定期的に届ける仕組み。ライフスタイルに合わせて重量や配達週を選ぶことで、精米したてのおいしい産直米を食べ続けられるというもの。

注文の忘れを防げるだけでなく、天候不順などによる非常事態でも優先的に届ける仕組みとなっている。

この予約登録米は、有機「コア・フード」とパルシステム独自の「エコ・チャレンジ」基準で栽培された米(北海道産を除く)。化学肥料や化学合成農薬にできるだけ頼らない環境保全型の栽培に取り組んでいる。生物多様性に富む田んぼで育った米を食べ続けることは、地域の環境を守ることにつながるという。

1年分の購入を予約することは、計画的な米作りを支え、環境保全型農業の応援にもつながる。「作る」「食べる」の双方が安心できる制度であり、次の世代の生産者を育てる「あと押し」にもなっているとのこと。