キヤノンは4月4日、大判インクジェットプリンター「imagePROGRAF」（イメージプログラフ）シリーズに、フラットベッドスキャナー搭載モデル「imagePROGRAF TC-20M」を追加した。価格はオープンで、4月20日より発売する。
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フラットベッドスキャナーを搭載した大判インクジェットプリンター「imagePROGRAF TC-20M」
A4サイズのフラットベッドスキャナーを備える大判インクジェットプリンター。PCを使わずにA4サイズまでの原稿をスキャンし、A1やA2サイズに印刷 / コピーできる。使用できる用紙は最大A3サイズまでのカット用紙とロール紙。ロール紙は幅297～610mm、長さ203.2mm～4m、外径110mm（紙管内径2インチ）までのものに対応。カット紙用にオートシートフィーダー（ASF）も備える。
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本体デザインは、スキャナーを搭載しない「imagePROGRAF TC-20」とほぼ同じ
インクシステムはBK/C/M/Yの4色構成で、全色顔料インクを使用。印刷解像度は2,400×1,200ピクセルで、用紙のセットやインクの補充などをすべて本体前面から行えるなど取り回しに優れる。機能面では「繰り返しコピー」機能を使うことで、1枚の原稿をロール紙に繰り返しコピー可能。小売店でオリジナルの包装紙などを大量に作りたいときなどに便利だ。スキャナー部はCISセンサーを内蔵し、光学解像度は1,200×2,400dpi。
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「繰り返しコピー」機能で作成した包装紙
A1サイズの印刷速度は普通紙/線画 標準/モノクロで約32秒～、カラーで約1分。インクコストはA1/普通紙/線画 標準/モノクロの場合約14円、カラーで約18円。A1/厚口コート紙HG/写真 標準/カラー/ポスター印刷の場合約134円。
インタフェースは10BASE-T / 100BASE-TX有線LAN、IEEE802.11b/g/n無線LAN、USB 2.0。本体サイズはW968×D545×H395mm（ASF開時）、重さは33kg。対応OSはWindows 7 / 8.1 / 10 / 11、Windows Server 2008R2 / 2012 / 2012R2 / 2016 / 2019 / 2022、macOS 14.6以降、ChromeOS。
