ANCHORパートナー Sainnatul(サインナチュル)事業部は4月4日、「フェムケア・フェムテック」に対する意識・実態調査の結果を発表した。調査期間は2月6日~7日、調査対象は20代~40代の女性、有効回答は1,013人。
フェムケア・フェムテックの認知度を調べると、「初めて聞いた」が圧倒的に多く72.0%。次は「言葉は知っているが内容はよく知らない」が16.0%となり、「内容まで知っている」は12.0%にとどまった。
「言葉は知っているが内容はよく知らない」「初めて聞いた」と答えた人に、フェムケア・フェムテックに関する内容を見てもらった上で印象を聞くと、「かなり好ましく思う」(13.1%)と「少し好ましく思う」(30.7%)の合計は43.1%となった。
フェムケア・フェムテックで改善したい症状は、1位「体に関する月経トラブル(腹痛、貧血など)」(57.1%)、2位「心に関する月経トラブル(PMS、憂うつ感など)」(51.5%)、3位「デリケートゾーンの悩み(かゆみ、ニオイ、肌荒れなど)」(39.3%)、4位「更年期症状」(28.5%)、5位「婦人科系疾患」(21.4%)と続いた。
フェムケア・フェムテックを実際に生活に取り入れている女性は約4人に1人の25.6%。フェムケア・フェムテックに取り組むことで症状の改善は見込めると思うかとの問いには、「かなり改善が見込めると思う」が13.8%、「少し改善が見込めると思う」が76.5%と、約9割が改善が見込めると回答した。