Speeeは3月31日、「介護施設の入居費用に関するアンケート調査」の結果を発表した。調査は3月15日~20日、介護施設の入居者や入居経験者、及びその関係者228名を対象にインターネットで行われた。
施設によって費用が大きく異なるため、まず回答者が入っている施設を教えてもらったところ、「特養(特別養護老人ホーム)」が最も多く37.4%。次いで「介護付き有料老人ホーム」(18.1%)、「老健」(15.5%)、「グループホーム」(6.7%)が上位に。
入居一時金(初期費用)については、「かかっていない(0円)」が43.4%と最も多く、かかっていたとしても「1〜20万円以内」が多いよう。
また、月額費用についても聞いたところ、「11〜15万円」(31.6%)、「6〜10万円」(23.7%)、「16〜20万円」(19.7%)が上位となり、年金の受給額内で入れる施設を探している人が多いことが伺える結果に。
さらに、介護施設の入居費用や月額費用の負担について聞くと、「入居者本人の貯金や年金」(52.7%)、「入居者本人の年金のみ」(33.3%)から捻出しているケースが86%を占める結果に。ただし、次点は「子供世帯が負担」(11.0%)で、入る施設や入居予定者の収入によっては子供世帯が負担するケースもあるよう。入居費用・月額費用を負担している人の月収・収入(年金収入含む)については、「月11~20万円」(34.7%)や「月10万円以下」(17.5%)が多いことがわかった。