ボーイズグループ・OWVが1日、東京・NHKホールにて全国ツアー「OWV LIVE TOUR 2023-CASINO-」のファイナル公演を開催した。公演前に取材に応じ、山梨県出身の佐野文哉は、同日に行われた第95回記念選抜高等学校野球大会の決勝で報徳学園を破り、初優勝した山梨学院に「おめでとうございます」と祝福の言葉を贈った。
佐野は「実際に僕も、中学時代は野球部でしたし、OWVみんな野球好き。福岡公演のときがちょうどWBC決勝だった。本番直前まで、皆結果をドキドキワクワクしながら見ていた。そんな僕からしたら、地元の優勝は……初めてですよね? 初甲子園優勝。本当にカッコいい」と誇らしげに。
「僕、陸上やってたんですけど、駅伝で戦ったときも山梨学院はめちゃ速い。ちょっと優しくしてほしい。他の学校にちょっとだけスキを見せてください、山梨学院さん」と体育競技全般に強すぎる同校にお願いした。
兵庫県出身の中川勝就は、決勝で山梨学院に破れた兵庫県の報徳学園に言及。「負けたんすよ……」と肩を落とし、「報徳が、本当に学校近くて。駅一緒だったんすよ。友達も通っていた。(大阪)桐蔭を倒して上がったって聞いて『すっげ~な!』と思ってたんですけど、負けちゃってやっぱり悔しい! 同じ県民として悔しい!」と声を上げた。
野球つながりで、リーダーで福島県出身の本田康祐は「僕の一個上が大谷(翔平)選手だったらしい。東北出身で、同年代の方があんだけ活躍していると……大きすぎて! (負けずに)『頑張るぞ』とは思うけど、WBCでMVPとったのを見ると……恐れ多い」と言い、続けて大谷選手の野球カードが当たるキャンペーン商品を「買いました」と明かして報道陣の笑いを誘った。