JAL、ANA、JR東日本、JR東日本びゅうツーリズム&セールスの4社は、移動中の車内でさまざまな「おもてなし」を受けられる団体専用臨時列車「ダイニング 751」に乗車する団体旅行商品を発売すると発表した。

  • 「ダイニング 751」はE751系を使用して運転

「ダイニング 751」は6月3日に運行。普段は特急「つがる」として運行しているE751系で秋田~弘前間を往復運転し、JAL・ANAの客室乗務員および「駅たびコンシェルジュ秋田」のスタッフが、駅での出迎えや車内放送などを行う。

車内での昼食は「ホテルメトロポリタン秋田」の弁当を用意。グリーン車利用の場合は和食特選四季彩弁当「雅(みやび)」、普通車利用の場合は和洋中弁当「奏(かなで)」を提供する。復路では、「成田専蔵珈琲店」(弘前市)のホットコーヒーと、弘前市のアップルパイ2種類を提供する。JAL・ANA・JR東日本のオリジナルグッズが当たる抽選会を車内で実施するほか、各社のスタッフと記念撮影もできる。

旅行商品は、「秋田の空と陸が一緒におもてなし 団体専用臨時列車『ダイニング 751』で行く弘前への旅」の名称で販売。弘前駅で「ダイニング 751」を降りた後、復路便に乗るまでの時間で弘前市りんご公園と津軽藩ねぷた村を訪ねる。弘前市りんご公園では、りんごの摘果体験と5種類のりんごジュースの飲みくらべ、津軽藩ねぷた村ではお囃子と津軽三味線の生演奏鑑賞ができるという。

全国旅行支援の補助を引いた旅行代金(支払い実額)は、普通車大人1万4,500円・こども1万2,800円。グリーン車は2万600円(大人のみ)。いずれも「青森県おでかけクーポン」1,000円分(電子クーポン)が付く。募集人数は普通車62名、グリーン車6名。4月3日11時から「日本の旅、鉄道の旅」サイトで販売を開始する。