Twitterは開発者向けアカウントのツイートおよび開発者向けポータルにおいて、今後のTwitter APIの利用についての概略をアナウンスした。
今後は、テストおよび非ビジネスの利用向けに、「Twitter API v2」が提供される。Twitter API v2では無料の「Free」と月額100ドルの「Basic」が用意される。
「Free」では、ひとつのApp IDでのみ利用可能。ツイートの投稿および削除、ユーザー情報の取得が行える。投稿・削除およびユーザー情報の取得は24時間ごとに1アプリ/1ユーザーアカウントにつきそれぞれ50回まで行える。
「Basic」では、App IDは2つ利用できる。さらに「Free」で利用できる機能に加え、ツイート情報の取得、タイムラインの取得、ツイートの検索、リツイート/いいね/フォロー/ブロック/ミュート、スペース/DM/リスト/ブックマーク関連の機能の利用が可能となる。また投稿が24時間ごとに1アプリにつき1,667回、1ユーザーアカウントにつき100回行えるなど、制限も「Free」より緩和される。
商業的に利用したい場合、および「Free」「Basic」の制限を超えてTwitter API v2を利用したい場合は、Enterprise APIの利用をするようにとしている。
これまでのStandard(v1.1)/Essential(v2)/Elevated(v2)/PremiumのTwitter API利用は、今後30日のうちに廃止されるとし、新たな利用形態にできるだけ早く移行するようにとよびかけている。
Twitter Ads API(広告についてのAPI)については、新たな「Free」での利用者を含め、追加の費用なしに引き続き利用できるという。
また学術利用に関しては、当面はFree/Basic/Enterpriseの利用を可能にする方針とのことで、詳細は追ってアナウンスされる模様。