アンカー唯一の路面店「Anker Store 表参道」でハイスぺ掃除機「マッハ V1 Ultra」実機を見てきた

充電器などで知られるAnkerが、直営店として関東最大面積かつ最大級の品揃え、そして日本唯一の路面店となる「Anker Store 表参道」を3月31日にオープンします。同日から、開店を記念し全製品を10％オフとするキャンペーンも4月16日まで実施予定。3月30日夜に開催されたプレオープンイベントで、店内の様子をのぞいて来ました。

Anker Store 表参道。JR山手線原宿駅、東京メトロ千代田線／副都心線明治神宮前駅、東京メトロ銀座線／半蔵門線表参道駅の全ての駅から10分以内でアクセスできる

ブランド店が並ぶ表参道沿いの路面店「Anker Store 表参道」

Anker Store 表参道は東京・神宮前交差点から表参道駅方面に少し向かった場所にあります。今回入店したのは午後19時頃。現在唯一の路面店とだけあって、日没後の街で光る看板の存在感は抜群でした。

Anker Store 表参道の内部

店内には量販店やテナント店より豊富な約400品を揃えるほか、Nebulaのプロジェクター「Nebula Cosmos Laser 4K」や、Ankerの掃除機ブランドMACHの最新コードレス水拭き掃除機「マッハ V1 Ultra」などを試せる体験コーナーを用意。

入口から入って右側にはポータブル電源やモバイルバッテリー、充電器といった電源関連商品、左側にはイヤホンやヘッドホン、スピーカーといったサウンド関連商品が壁に沿ってずらりと並んでいます。確かに圧巻の品数で、「主力商品はほぼ揃っている」とのこと。置いてある商品は、基本的にはすべて試用できるそうです。

入って右側に並ぶ電源関連スペース。さらに奥には主力ケーブル製品も多く陳列されている

大型ポータブル電源「Anker 757 Portable Power Station」実機。搭載ポート数やサイズ、可搬性などをじっくり確認できる

モバイルバッテリーの主力製品も並ぶ

電源関連スペースの奥には、意外と実物を手に取って検討する機会が少ないケーブル製品も掛けられていた

入口から入って左側に並ぶサウンド関連スペース。完全ワイヤレスイヤホンやヘッドホン、スピーカー、サウンドバーなどを展示

スピーカーは実際に音を鳴らしながら展示されているものもあった

お手頃価格（3,999円）のワイヤレスヘッドホン「Anker Soundcore Life Q10」。展示機の多さに配慮してか、製品スペック比較表も多く掲示されていた

サウンド関連スペースの奥には、Ankerのスマートホームブランドeufyの製品がまとまっている

eufyのハンディ掃除機群

展示製品はほぼ試用OK、体験スペースも充実

店舗中央にいくつか配置された陳列台には、3Dプリンター「AnkerMake M5」の実機展示やワイヤレス充電器、完全ワイヤレスイヤホンなどの試聴が可能な「Touch＆Tryコーナー」などを設置。“Anker史上最高傑作”をうたう完全ワイヤレス「Soundcore Liberty 4」といった注目製品は特に目立つよう展示してありました。

ワイヤレス充電器を集めた陳列台。自分のスマートフォンで使えるかや、手に持った感触などを試すのによさそうだ

完全ワイヤレスイヤホンの視聴スペース。「Soundcore Liberty 4」はひときわ目立つ展示に

Nebulaのプロジェクター「Nebula Cosmos Laser 4K」の体験スペース。暗い環境にソファを置くなど、実際に家で使う状況を再現した体験スペースは今回が初という

PC周辺機器をまとめて展示しているスペースも

「マッハ V1 Ultra」を体験、自走式で軽い押し心地

店舗奥にある会計スペースの左側には、4月2日までMakuakeで応援購入を募っており、2023年初夏に一般販売を予定しているコードレス水拭き掃除機「マッハ V1 Ultra」や、ロボット掃除機の体験スペースを設けています。これも、既存店の中では最も広い体験スペースを用意しているとのこと。

今回、Ankerグループトップレベルとなる16,800Paの吸引力や、110度の高温スチーム機能を備えたプレミアムモデル「マッハ V1 Ultra」を、実際に試用してみました（店舗では、スチーム機能を省き駆動時間がマッハ V1 Ultraより短い「マッハ V1」も用意されています）。

3月31日にオープンしたAnker直営店「Anker Store 表参道」にて、2023年初夏に一般販売を予定しているコードレス水拭き掃除機「マッハ V1 Ultra」の動きを拝見。動画はフローリング状の床に粉と口紅を付け、高温スチームと水拭きで汚れを取っていく様子

スチームや自動洗浄、床乾燥機能などの搭載で、一般的に想像するスティック型掃除機よりやや大きめの本体。普通に持ち上げると重く感じましたが、ヘッドが自走式のため、滑らせる／引くといった操作はとても軽く行えました。電源スイッチを入れた後にすぐ掃除が始まらず、スティック部分を掃除する角度に傾けることで吸引・洗浄が始まる仕組みなのも◎。意図しない場所でスチームが起動する心配がなく、ギミックとしても楽しめました。

コードレス水拭き掃除機「マッハ V1 Ultra」（左）および「マッハ V1」（右）。この場所で実際に掃除の様子を体験できる

手元には小型ディスプレイと電源ボタン、モード切替ボタンを装備。モードは吸引／スマート（水拭き＋吸引）／スチーム（110度スチームで洗浄）の3モードを選べる

床に埃を模した粉と口紅をなすりつけ、掃除開始。電源ボタンを入れただけでは始まらず、本体を抑えてスティック部分を下方へ傾けることで、掃除がスタートする

ゆっくり床を2往復した後の状態。高温スチームで清掃した後、床を乾燥させる風も吹き出す仕組み

eufyのロボット掃除機もこの場所で試用可能。床に置いてある製品以外に、壁掛けのものも含め展示機はすべて試せる

近くにシャネルやルイ・ヴィトンといった有名ブランド店舗も並ぶ、表参道沿いに面した（現時点で）国内唯一のAnker路面店。ほどよい広さの店舗スペースの中に、Ankerグループの製品がぎっしり、しかし整えて詰め込まれ、ファンにはたまらない店舗といえそうです。

アンカー・ジャパンの吉野優希マーケティング本部長によると、表参道エリアという立地を選んだのは若い人からシニア層まで、幅広い人に気軽に来店してもらうためとのこと。充電器など周辺機器のイメージが強いAnkerですが、ブランドショップが並ぶ表参道に看板を掲げることで、Ankerを知らない層にもAnkerブランドを知ってもらう狙いもあると語りました。