フジテレビ系バラエティ番組『芸能人が本気で考えた!ドッキリGP 風磨vs向井!即バンジー最終決着SP』が、4月1日(19:00~)に放送される。
昨年夏に放送された『芸能人が本気で考えた!ドッキリGP ドッキリも地球を救う 4時間テレビ』で開催した「バンジー・ロワイアル世界大会」。3人のプレーヤーが、別々のバンジージャンプ台に立ち、あるお題に沿った答えを1人ずつ順番に回答し、答えられなかった者がその場ですぐにバンジー台から飛び降りるという精神力と記憶力が問われるドッキリゲームで、菊池風磨が日本、向井康二がニュージーランド、そして森脇健児がタイに飛び、3カ国同時中継で“負けたら即落下”のドッキリバンジー対決が行われた。しかし、いざゲームが始まってみると、向井がまさかの1回戦敗退。劇的な弱さで早々にゲームを離脱した向井は、森脇との決勝戦を制して優勝した菊池の姿を、指をくわえて眺める、という屈辱を味わった。
多くのファンが期待していた菊池と向井の直接対決もかなわず、全くいいところなしだった向井は、きっと今なお、死ぬほど悔いが残っているに違いない…ということで、『ドッキリGP』スタッフは、向井のためにリベンジの舞台を用意。“王者・菊池vs挑戦者・向井”の1対1のドッキリバンジー対決を開催することになった。
2月某日、岐阜県の岐阜城で、向井はダイアン・津田篤宏、クロスバー直撃・渡邊センスの2人とともに、ニセ番組のグルメロケを行っていた。大好きな“津田軍団”との共演にテンションMAXで撮影に臨む向井だったが、山道を歩いていると、突然目の前に巨大な渓谷が…。そこは215mという日本一の高さを誇るバンジージャンプの名所「岐阜バンジー」だった。早速「バンジー・ロワイアル」のエントリーを言い渡され、「もうイヤや、普通にロケしよう…」とグズる向井だったが、昨年の夏のリベンジ対決だと聞かされると、しだいに闘志を燃やし始め…。仕掛け人の津田&渡邊からのエールにも背中を押され、覚悟を決めてバンジー台へと向かう。
それと時を同じくして、茨城県常陸太田市でロケを行っていた菊池。『いただきハイジャンプ』にサプライズ出演するべく、竜神峡で撮影中というHey! Say! JUMPの元へ向かう菊池だが、現場に到着してみると、Hey! Say! JUMPのメンバーの姿はどこにもなく、菊池の目に映るのは、大きな吊り橋に設置されたバンジージャンプ台。菊池はすっかりダマされ、いつの間にか最強バンジースポットとして名高い「竜神バンジー」にやってきていた。“JUMP兄さん”に会いに来たつもりが、まさかの“バンジージャンプ兄さん”と遭遇し、突然エントリーを通達された菊池。久しぶりに発する「許せない!」の叫び声が、峡谷じゅうにむなしく響きわたった。
かくして、向井は高さ215mの「岐阜バンジー」、菊池は高さ100mの「竜神バンジー」、それぞれのバンジー台の上に立ち、ドッキリゲーム「バンジー・ロワイアル」がスタート。今回は、いつもの三つどもえの勝ち抜き戦とは違い、1対1の対戦のため、2本先取で勝ちとなる“3本勝負”を行う。ゲームマスターから1本目のお題「焼肉店のメニュー」が告げられると、戦いは早くもヒートアップ。向井が意外な作戦を繰り出したり、理不尽なルールに菊池が本気でキレたりと、昨年の世界大会をしのぐほどの大波乱の展開に…。
コメントは、以下の通り。
■菊池風磨(Sexy Zone)
――今回、昨年夏の「バンジー・ロワイアル世界対決」のリベンジマッチが行われたわけですが、前回の対決を振り返って、どんな思い出がありますか?
「とにかく楽勝だったっていう思い出しかないですね(笑)。放送された後、いろんな方から“風磨くんって、記憶力いいんだね”って言われましたから。それと、“最後、森脇(健児)さんと優勝を争っていたのが意外だった”っていう反応も多くて。“決勝戦は風磨くんと向井くんだと思ってたのに”って(笑)。それを僕に言われても、何も答えようがないんですけど(笑)」
――エントリーを通達されたときの心境は?
「“まさか…”という感じでした。自分としては、先輩(Hey! Say! JUMP)に会いに行くものだと思っていたので、吊り橋は目に入ってるんだけど、それよりも先輩たちが来ていないことの方が気になっちゃって。状況を理解するのがちょっと遅れてしまいましたね(笑)。今後、こういうややこしい設定は、ぜひやめていただきたいなと(笑)」
――今回の対決は、向井さんは“打倒・菊池風磨”というモチベーションで臨んでいたそうですが、菊池さんのモチベーションは?
「僕にはモチベーションは一切ないですよ(笑)。モチベーションもないまま、寒くて高い所に立たされて、ただただ散々な目に遭っただけ、という」
――ゲーム中、ゲームマスターに抗議する場面もありましたが…。
「そうなんです!オンエアを見ていただけたらわかるんですけど、あれは本気でキレてますから(笑)」
――いまだに納得がいっていない?
「はい。…ていうか、『ドッキリGP』に関しては、納得がいったことは今まで一度もないです(笑)」
――それでは、ネタバレなしで、今回のバンジー対決の見どころを教えてください。
「やはり、全力で取り組んでいる姿を見てほしいですね。それこそガチギレするくらい(笑)、感情をむき出しにして頑張ってますので。そしてもちろん、向井にも注目してほしいです。今回、“リベンジマッチ”と謳(うた)ってますけど、実はこれ、番組のスタッフが勝手に言ってるだけで(笑)。向井が自分から“リベンジしたい”って言い出したわけでもないし、本当は彼もやりたくなかったはずなんですよ。でも、みなさんご存じの通り、向井は単純ですから(笑)、途中からだんだん“自分は本当にリベンジしたいんだ”って思い込まされていったというか。“あれ?僕、バンジー対決やりたいのかな…やりたいのかも…いや、やりたいんだ!”みたいに(笑)、向井がマインドコントロールされていくさまも、裏テーマとして楽しんでいただけたらと思います(笑)」
■向井康二(Snow Man)
――昨年夏の「バンジー・ロワイアル世界対決」の思い出は?
「めちゃめちゃ悔しかったです。僕は、何かに負けるっていうことが一番嫌いですから。正直、放送した後もだいぶ引きずりました(笑)。ただ、ニュージーランドでは、バンジー対決の前に、ダマされてニセのグルメ番組のロケをやったんですけど、その映像がTwitterとか事前番組で公開されて、けっこう好評やったんですよ。いろんな人が“面白かったよ”って褒めてくださって。そこに関しては、すごくうれしかったですね」
――今回のリベンジマッチは、前回の悔しさをぶつけようと?
「いやいや、これだけは言っておきたいんですけど、僕は、リベンジしたいなんて一言も言ってませんから(笑)!何の確認もなく始まっちゃったんですよ」
――では、エントリーを通達されたときの心境は?
「全てを理解するまでに、ちょっと時間がかかりましたね。特に今回は、津田さん(ダイアン・津田篤宏)とナベさん(クロスバー直撃・渡邊センス)も一緒にいたから、バンジー台を見せられても、なかなか『ドッキリGP』と結びつかなくて。でも、ミツP(蜜谷浩弥チーフプロデューサー)が姿を現した瞬間、“うわ~、やられた!”ってなりました(笑)」
――でも、いざゲームが始まったら、気持ちが切り替わったように見えました。
「確かに、“風磨に勝ちたいんや!”っていう風に、モチベーションは上がりましたね。2回も続けて負けるわけにはいきませんから。やっぱり、そこは割り切っていかないと」
――とはいえ、バンジー台に立ったときは「ニュージーランドのときより怖い!」と叫んでいましたが…。
「実際、ニュージーランドのときよりも全然高かったんですよ(※ニュージーランドの「ネヴィス・バンジー」は高さ134m、今回の「岐阜バンジー」は高さ215m)。空もちょっと曇ってたし、あと、ムササビみたいな服(ウイングスーツ)を着ないといけなかったんで、それがまた怖さ倍増で…本当にヤバかったです」
――では最後に、ネタバレなしで、今回のバンジー対決の見どころを教えてください。
「まぁ、こっちは去年すでに一回バンジー飛んでますからね、ハートも強くなってるんで、そうやすやすと負けることはないでしょう…ということだけは言っておきたいなと思います!ぜひ応援してください!」
(C)フジテレビ