元プロ野球選手の佐々木主浩氏が25日、YouTubeチャンネル『名球会チャンネル』に出演。動画「【 レッドソックス 吉田正尚 】 大谷翔平超えの技術!? レッドソックス巨額契約のプレッシャーとは…輝け! 日本人 メジャーリーガー (5)/全5回<日本プロ野球 名球会>」内で、メジャー移籍する選手に大切にしてほしいことを語った。
同チャンネルでは今回、「ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)」でも活躍した吉田正尚のメジャー移籍についてトーク。吉田がチームのキャンプではなく、「WBC」出場を優先したという話題から、佐々木氏は「絶対にチームに慣れたほうがいいけどな」と持論を述べる。
自身のメジャー移籍時には「一番最初に行った」「2月の頭にはキャンプ地に入って選手と仲良くなってた」という佐々木氏。藤川球児氏からの「吉田選手、外野手じゃないですか。どういった選手と馴染めばやりやすいですか?」との質問には、「チームのボス」と答えた。
ここで山本昌氏が「まあでもフレンドリーな人いるでしょ? どこにも」と発言すると、佐々木氏と藤川氏、そして井口資仁氏が「いや~」「そうでもない!」と反応。若かりし日に1Aに留学していた山本氏には、アメリカの野球界は「フレンドリー」な選手たちが多い印象だったが、佐々木氏は「メジャーになったら変わるんです」と自身の経験を伝えた。
また、佐々木氏が「俺はお酒飲めて良かった。みんなとすぐ仲良くなれたから」「俺は仲良くなって楽しかったけど、馴染まなかったらツラい」と話すと、藤川氏は「すごいヒントが隠れてますね。プレイよりももっと大事な(ことがある)」と感嘆。
藤川氏の感想にうなずいた佐々木氏は「野球やってる時間よりも生活の時間のほうが長いわけだし」「私生活も楽しまないといけないのかなって」としみじみと語っていた。