オースタンスは3月28日、シニアを対象とした、脱マスクやコロナに対する意識調査の結果を発表した。調査期間は2月21日~3月1日、調査対象は「趣味人倶楽部」会員、有効回答は1,312人。

  • マスクに対して今後の方向性をお答えください

今後のマスク着用について尋ねると、「基本的に着用するが、場合によっては着用しない」は39.9%、「マスクは引き続き必ず着用する」は25.5%と、着マスク派は約3人に2人の65.4%に上った。一方、「基本的に着用しないが、場合によっては着用する」は28.3%、「マスクは着用しない」は5.8%にとどまった。

日常生活で気をつけていることについて、2021年調査と比較したところ、「複数人での外食・宴会を控える」は74.6%→45.8%、「不要不急の外出を避ける」は75.4%→41.5%など、自粛行動を緩和している人が増加傾向にあることがわかった。

  • 新型コロナウイルスの状況を受けて、日常生活で気を付けていること

新型コロナウイルス拡大前と比べて、孤独を感じているか質問したところ、「そう思う」「ややそう思う」の合計は35.3%と、2021年調査(45.3%)より10ポイント減少。また「孤独感をやわらげる助けになっていると思うこと」では、「対面での会話」が2年前から大幅に増加した。

  • 新型コロナウイルスが広がる前と比べて、孤独を感じていますか

今後、全国旅行支援を利用して旅行などの外出を「したい」と考えている人は71.4%。同調査では「シニアの行動はコロナ以前のアクティブな状態に戻りつつある」と推測している。