今回は、生理的に無理な人の特徴や接し方について紹介します。誰かに対して「この人は生理的に無理かもしれない」と感じたという体験は、多くの方がしたことがあるのでしょうか。

また、自分が「生理的に無理」と思われないためにも、生理的に無理な人の特徴をチェックしていきましょう。また、生理的に無理だと感じる人への接し方も解説します。

生理的に無理とは

  • 生理的に無理とは

「生理的に無理」とは、特に理由もないにも関わらず相手を受け付けられない状態です。 生理的に無理だと感じる精神状態には、「なんとなく関わりたくない」「近づきたくない」など、本能的に嫌悪感を抱いていることが多く、特に異性に対して用いられることが多いです。

生理的に無理な人の判断基準

  • 生理的に無理な人の判断基準って?

ここからは、生理的に無理だと感じる人の判断基準について紹介します。

連絡先を伝えたくない

生理的に無理だというのは、相手に対しての苦手意識があり、できるだけ関わりたくないと思っていることです。連絡先を聞かれても自然と拒否したくなり、プライベートの番号を伝えたくないと感じます。

そのため、悪い人ではないけど連絡先を交換したくないと思ったり、直接連絡がとれる情報を教えたくないと思ったりすることは、生理的に無理だと感じている状態だといえるでしょう。

体の接触はしたくない

肩を叩かれただけでも嫌悪感があるというのは、生理的に無理だと感じているサインです。生理的に無理な人とは、物理的な接触を避けたい、距離を置きたいと思うためです。 電車などで隣に座りたくないと感じた際には、相手に対して生理的に無理だと感じている基準になります。

話をしたくなくなる

特に理由もないのに話をしたくないと感じる際には、相手のことを生理的に無理だと感じているといえます。また、喋り方や声質、話すときの癖などが生理的に無理だと感じることもあります。

生理的に無理な人の特徴10選

  • 生理的に無理な人の特徴10選

相手を生理的に無理だと判断することは本能的であるため、特別な理由がなくても生理的に無理だと思ったり、思われたりします。 一方では、明確な原因があることもあります。 ここからは、生理的に無理だと思われる人の特徴を10個紹介します。

清潔感がない

人の見た目は第一印象に大きく影響し、清潔感がないと多くの方が生理的に無理だと感じてしまいます。例えば、髪や頭皮がベタベタしていたり、顔がギトギトしていたりすると、あまり近づきたくないですよね。

また、髪や肌が綺麗であっても、服が汚れていたりしわだらけだったりすると、不潔な印象になり、生理的に無理だと感じる人も多いです。

口臭や体臭が強い

においは、呼吸をするとどうしても鼻から入るため、口臭や体臭が強い人とは対面での会話をしたくないと感じる人が多いでしょう。

家族や友人であれば注意はできますが、あまり親しくない人に対しては我慢するしかなく、生理的に無理だと感じます。

また、強い香りの香水や柔軟剤に対して不快感を抱く人もいるため、初対面の人と会うときや食事に行くときは、香りの強い香水は控えた方が無難です。

度を超えたナルシスト

度を超えたナルシストも、生理的に無理だと思われる特徴の一つです。自分に対して自信を持っていることはよいことですが、過度にアピールしたり自分の世界に没頭していたりすると、距離を置きたいと思われます。

マザコン

マザコンとは、マザーコンプレックスの略語で、大人になっても母親に依存や支配され、自立できない人を指す言葉です。

母親を大切にすることは素晴らしいことですが、大人になっても母親におんぶにだっこ状態であるマザコン気質な人には、距離をとる人が多いようです。

常に上から目線

周囲の人に対し、常に上から目線で威圧的な言動をするのは、生理的に無理だと思われる原因です。 会社の上司や先生であったとしても、「こんなこともできないの?」「女(男)のくせにそんなことするの?」など人を馬鹿にすることを言う人は、多くの人から嫌がられます。

今後一切会話をしたくないと、強い嫌悪感を持たれることもあります。 また、自分の高収入や高学歴を自慢し、人を見下すタイプの人も、生理的に無理だと思われやすいでしょう。

人の悪口ばかり言う

見た目に清潔感があっても、人の悪口や陰口ばかりの会話をする人も、生理的に無理だと思われる原因です。人の悪口ではなくても、話題が不満や愚痴ばかりの人も、一緒に話したくないと思われ、距離を置かれるでしょう。

セクハラ発言や行動をする

セクハラと思われる発言を日常的に繰り返すことは、多くの人から生理的に無理だと嫌われる原因です。

特に女性は、馴れ馴れしいボディータッチをする人や距離が近い人に対して、嫌悪感を抱きます。また、同性であっても距離が近い人に対して不快に感じることがあるため、不必要なボディータッチは避けた方が無難です。

食べ方が汚い

クチャクチャと音を出して食事するクチャラーや、口に食べ物が入っている状態で喋る人に対して、嫌悪感を抱く人は少なくありません。

クチャクチャという音は耳障りですし、口の中に食べ物がある状態で会話すると見た目も汚いので、多くの人が生理的に無理だと感じます。

人によって態度を変える

人によって態度を変えることも、生理的に無理と思われる原因です。部下や後輩など自分よりも立場が下だと思っている人に対しては横暴であることに対し、上司に対してはペコペコしている人が代表例です。

他者に対する尊重がなく、相手の立場で態度を変えるような人は嫌悪感を抱かれやすく、生理的に無理と判断されます。

言葉遣いや態度が荒い

言葉遣いや態度が荒い人は、多くの人にとって生理的に無理だと思われます。 横暴で大声で人を威嚇したり、ものを乱暴に扱ったりする人に対しては、誰だって距離を置きたくなりますよね。

生理的に無理な人との接し方5選

  • 生理的に無理な人との接し方5選

プライベートではなく、会社や学校に生理的に無理な人がいると、中々避けることが難しくなります。 できるだけ避けたいと考えている人に対し、どのように接したらよいのでしょうか。 ここからは、生理的に無理な人との接し方を5つ紹介します。

2人きりになることを避ける

生理的に無理な人と2人きりになると、ストレスを感じてしまいます。2人きりになることは避け、必ず3人以上で行動をしましょう。

接触を必要最低限にする

一切関わらないようにすることが難しい相手であるときには、接触を必要最低限にするため、物理的な距離をとることが有効です。 会話をする際にも、業務連絡程度の会話にとどめ、なるべく同じ空間にいないようにします。 ただし、挨拶をすることは最低限のマナーであるため、大人な対応をとりましょう。

長所を見るよう努力する

生理的に無理な人であっても、相手の全てを否定してよい訳ではありません。 「仕事がちゃんとできている」「性格が優しい」など、長所にも目を向けて評価するようにします。

ただし、話しかけたり仲良くしたりする必要はなく、あくまでもストレスを溜めないための考え方です。

深く関わろうとしない

生理的に無理と感じる人と積極的に関わり、苦手な気持ちを克服しようと考える人がいます。しかし、無理をしてもストレスが溜まることになるため、深く関わらないようにします。

本能で苦手だと感じる気持ちは、無理や我慢をしても克服できることではありません。 無理をせず、当たり障りのない関係性を目指しましょう。

仕事に支障が出ないようにする

会社の上司や同僚などに対し、生理的に無理と感じるときには、仕事ができればよいと考え、仕事に支障が出ないようにします。 仕事であると割り切り、無心になって乗り切ります。 ただし、相手がセクハラやパワハラ、モラハラを続けてくる場合は、転職を視野に入れましょう。

生理的に無理な人に対するNG行動3選

  • 生理的に無理な人に対するNG行動3選

生理的に無理だといっても、相手を傷つける接し方をしてもよい訳ではありません。

ここからは、生理的に無理な人に対して避けておきたい行動について3つ紹介します。

あからさまに嫌な態度を出さない

いくら自分が相手に対して苦手意識を持っていたとしても、露骨に嫌な態度を出さないようにします。 近くを通るだけで嫌な顔をする、あからさまに無視をするなどを態度に表すのはNG。仲良くなる必要はありませんが、最低限の挨拶や会話は交わすようにしましょう。

嫌な理由をストレートに伝えない

誰でも、「あなたのことは生理的に無理です」と言われたら、よい気にはなりません。 清潔感がないことが理由で不快感を抱いている際には、つい「身だしなみに気をつけて欲しい」と伝えたくなります。

たとえ善意であったとしても、いきなり言われると傷ついてしまう可能性があるため、伝える際には相手との関係性や言葉に気を配りましょう。

話しかけられても無視をする

話しかけた人から無視をされたら、ほとんどの人が傷つくのではないでしょうか。 自分が生理的に無理だと感じているからと言って、それは無視をしてよい理由にはなりません。

自分から話しかけて会話をする必要はありませんが、話しかけられたときには、きちんと返事を返しましょう。

生理的に無理な人とうまく付き合いましょう

  • 生理的に無理な人とうまく付き合いましょう

生理的に無理な人とは、特に理由もなく本能的に苦手意識を持つ人のことを指し、一緒にいるとストレスを感じることがあります。

そのため、できるだけ関わらないようにして、2人きりにならないように行動します。 ただし、あからさまに嫌な態度をとらないよう気をつけ、当たり触りのない対応をして、うまく付き合いましょう。