JR東日本秋田支社は30日、秋田地区などで活躍したキハ40系(キハ40・48形)の座席を再利用した「『キハ40チェア』Type40」を「JRE MALL」秋田支社にて販売開始すると発表した。
国鉄時代に開発されたキハ40系(キハ40・47・48形)は、おもに非電化区間の普通列車などで活躍。秋田・津軽エリアでは、おもに男鹿線・五能線でキハ40・48形が使用され、2021年3月のダイヤ改正で普通列車等から引退している。
「『キハ40チェア』Type40」は、キハ40系に搭載していた座席フレームとクッションを再利用し、列車内で体感した座り心地を自宅等でも楽しめるように設計した商品。秋田駅待合室の什器制作を手がけた萩原製作所(秋田市)が製作を担当し、家庭のインテリアにも調和するデザインを施した。
サイズは幅105cm×奥行106cm×高さ120cm、座面高45cm。重さは約20kg。座席フレームとクッションに利用感があるほか、工程上の都合、サイズが若干変更となる場合がある。なお、発送は行わず、JR東日本秋田支社敷地内で直接の引取りとなるため、商品の搭載が可能な自動車などで引取りに行く必要がある。「JRE MALL」秋田支社にて4月7日12時から販売開始。価格は13万8,600円。発売個数は2脚とされている。