TSUKUMOブランドでPCなどを販売するヤマダデンキは3月29日、AMD製ワークステーション・プロセッサー「AMD Ryzen Threadripper PRO 5000WX」シリーズを搭載するワークステーションモデルを発売した。構成を選択して注文できるBTOに対応しており、価格は1,899,800円から。
今回発売するのは、最大64コア/128スレッドのAMD Ryzen Threadripper PRO搭載モデル。圧倒的な処理速度により、科学技術計算、構造解析、3Dレンダリング、シミュレーション、AIディープラーニングなどの高度計算を必要とする環境で高いパフォーマンスを発揮する。
マザーボードは「ASUS Pro WS WRX80E-SAGE SE WIFI」で、ケースはCorsair製のミドルタワー型「4000D Airflow」。システム部と電源ユニットを分けたチャンバー構造により、互いの排熱による影響を与えないエアフローを構築している。
「WX9A-M231/WB」の主な仕様は、CPUがAMD Ryzen Threadripper PRO 5995WX(2.7GHz)、チップセットがAMD XWR80、メモリがDDR4-3200 512GB(64GB×8枚)、ストレージが1TB M.2 NVMe SSD、グラフィックスがNVIDIA GeForce GTX 1650(4GB)。OSはWindows 11 Pro 64bit。
無線機能はIEEE802.11ax/ac/a/b/g/n対応無線LAN、Bluetooth 5.1。インタフェースは、10Gb Ethernet対応有線LAN×2、USB 3.2 Type-C Gen2x2×1、USB 3.2 Type-C Gen2×1、USB 3.2 Type-A Gen2×8、HDMI×1、DVI-D×1、DisplayPort×5など。前面にUSB 3.2 Type-C Gen2×1、USB 3.2 Type-A Gen1×1、コンボオーディオ。本体サイズはW230×D453×H466mm、重さは16kg。