ダイニチ工業(以下、ダイニチ)は3月30日、「コーヒー豆焙煎機 MR-F60A」(以下、MR-F60A)を4月4日に直販サイト「ダイニチWebShop」で発売する。価格は34,760円。

  • コーヒー豆焙煎機 MR-F60A

ダイニチは2022年9月にMR-F60Aを発表済み。当初の発売予定は2023年1月末だったが、部品の調達に遅延が生じたとして、4月4日への延期を予告していた。今回改めて発売日が告知され、新たに価格も公開された形だ。

MR-F60Aは家庭向けの焙煎機能付きコーヒーメーカー。本体は円柱型のポット風デザインで、コンテナ内の豆をかき混ぜながら、渦状に吹き上がる熱風で豆を加熱する。温風温度は2つのセンサーで調整し、室温や豆量の変化を検知しながら、安定した焙煎を行うという。

  • 本体内部の構造。なお、安全装置は転倒自動停止装置、停電安全装置、室温異常自動停止装置、過熱防止装置を装備

豆は1回60gの生豆を、浅め~深めの5段階で焙煎可能。本体サイズは幅242×奥行き186×高さ277mm。重さは約2.2kg。消費電力は1,300W。同社は「本格的な焙煎を手軽に始められる」としている。

  • 焙煎は浅め~深めの5段階で調節できる

  • 操作パネルは本体側面に装備。焙煎の段階を選び、スタートを押すだけで使用できる

  • 全体の外観