ビオフェルミン製薬は、4月7日「おなかと腸活の日」にちなみ、「新生活と腸内環境」に関するアンケート調査を実施した。同調査は、3月3日に全国のマイナビニュース会員である19歳~85歳の男女1,007人を対象にインターネットログイン式のアンケートで行われたもの。
はじめに、「新生活など生活習慣や環境が変わるタイミングで体の不調を感じることはありますか」という質問に対して75.5%が「ある」と回答し、4人中3人が体の不調を感じていることがわかった。
具体的な不調の内容を質問したところ、「ストレス」の回答が52.8%で最も多く、他には「下痢・軟便」(46.6%)、「睡眠不足」(42.8%)、「体のだるさ」(40.3%)、「便秘」(38.1%)と続いた。 腸内環境の状態にも影響しえる不調が上位にきていることが特徴的だ。
体の不調に対して、「対策したい」と考える一方で「うまくできていない」と感じている人(「対策しているが、継続できていない」、「対策したいけど、できていない」、「対策したいけど、良い方法が分からない」を含む)は85.7%という結果になった。一方「毎日継続できている」人は、約1割(12.2%)にとどまった。
「普段『腸活』しているか」という質問に対して「はい」という回答は22.7%、「取り組みたいと思っているができていない」という回答は58.3%と、合わせて8割以上の人が「腸活」に関心がある一方で、半数以上が実践できていないことが明らかになった。
「腸活」を実践する上での課題については、「自分に合うものが分からない」が最多で47.9%。続いて「続けるのが大変」(45.1%)、「効果を実感しづらい」(35.5%)となったほか、「やり方が分からない」と回答した人も3割を超える(31.3%)など、「自分に合った腸活」や「腸活のやり方」がわからない人が多いことがわかった。
「腸活」を行うことに対する期待としては、「免疫力の向上」(56.5%)と「便秘の改善」(51.5%)が3位以下に差をつける結果となった。一方で、「下痢や軟便の改善」と回答する人も43.3%占めており、便通に関する悩みの改善を期待する人が多いようだ。
今回の調査では、生活習慣や環境が変わるタイミングに「体の不調」を感じる人が多い一方、大多数がその対策をうまくできていない実態が明らかになった。また、8割以上の方が腸活に関心があり、「腸活で改善が期待できるもの」の3番目に「下痢・軟便の改善」をあげているにもかかわらず、「この時期の不調の具体例」の2番目に多いものとして「下痢・軟便」があることから、自分にあった腸活の方法が分からず対策できていないことも判明した。