アイランドは自社が運営する日本最大級の朝のライフスタイルマガジン「朝時間.jp」にて、「朝食」に関するユーザーアンケートを実施した。同アンケートは1月17日~2月8日の期間に、「朝食を食べる」と回答した「朝時間.jp」ユーザー378名を対象にメニューやドリンク、相次ぐ食品の値上げによる朝食の変化についてウェブサイト上にて調査したもの。

  • よく食べる朝ごはんのメニュー1位は「食パン」

まず、「朝ごはんによく食べるメニュー」を尋ねたところ、1位は「食パン」で49%、次いでヨーグルト(48%)や果物(37%)など、手軽に取り入れられる食材が上位になった。

  • 朝によく飲むドリンク、「白湯」が約50%

つづいて「朝によく飲むドリンク」を聞いたところ1位は「コーヒー」(52%)。近年人気が高まっている「白湯」も46%になった。

  • 食品の値上げによる朝食の変化、約3割が「変化があった」

食品の値上げに伴い、朝食の変化を尋ねたところ、26%が変わった(少し変わった/変わった 合算値)と回答。「パンやフルーツが高くなったので、一度に食べる量が減りました」や「価格の安いパン(プライベートブランドなど)に変えた」「夕飯の残りでお弁当形式にして、光熱費削減」などのコメントが寄せられ、食材の購買行動の変化、品数の減少などが見受けられる。

また、食品の値上げに対して朝食で工夫していることについては「週末に作り置きをして、朝食作りに悩む時間もお金も節約している」や「旬で少し安い野菜を多用して、かさまさしつつ、彩りよく栄養価の高いものを作る」「食品ロスをなくすことも徹底したいので、野菜スープなどをよく作ります」など、節約や食材の保存方法の工夫、食材ロスの削減などを意識している声があった。

  • 2023年に取り入れてみたい朝ごはん1位「米粉」製品

2023年取り入れたい朝ごはんとしては「米粉のパンやパンケーキ」が38%で1位になった。今回のアンケート調査では、小麦価格の高騰により価格変動が少ないお米にシフトしているという回答もあり、米粉人気にはその影響もあるのではないかと推測される。その他、ここ数年で人気が高まっている「オートミール」、「植物性ミルク」など栄養を手軽に取り入れられるメニューや、米粉、オートミール、グルテンフリーパンケーキ、豆乳スープなどに共通する「グルテンフリー」への意識の高まりも見受けられた。