ウェブスターマーケティングは3月29日、「結婚前の貯金額」に関するアンケート調査の結果を発表した。調査は2月13日~17日、全国の20代~50代以上の既婚男女500人(女性354人/男性146人、うち20代 62.2%/30代 33.6%)を対象にWebで行われた。
「結婚する際、結婚相手の貯金額が気になりましたか?」と聞いたところ、「とても気になった」「多少気になった」と答えた人は、女性が61.6%、男性は34.9%と、女性の方が相手の貯金額を気にする傾向にあることがわかった。
「貯金額が気になった理由」を聞いたところ、「少ないと生活が不安」(100人)が最も多く、「生活できなくなると困る」「今後妊娠や出産で仕事ができなくなったときに、相手の貯金に頼るかもしれないから」「お金が全てではないが、貯金が全くない状態では生活が苦しい」という声が。
次いで「相手の人柄・経済状況を知りたい」(87人)が続き、「金銭感覚がしっかりしているか気になった」「相手の貯金をあてにしたわけではないが、貯金できる人であってほしかった」という意見が。
以下、3位「結婚にお金がかかるから」(49人)、4位「自分に貯金がなかったから」、5位「相手の金銭感覚に不安があった」、6位「単なる好奇心」が上位にあがった。
一方、結婚相手の貯金額が「あまり気にならなかった」「全く気にならなかった」という人は、女性38.4%、男性65.1%。理由を聞くと、「相手の人柄・経済状況を知っていた」(76人)がダントツの1位に。結婚前から一緒に住んでいたり、安定した仕事に就いているなど、そもそも相手の金銭感覚・経済状況を把握しており、不安がなかったという人が多いよう。
以下、2位「自分に貯金があった」(26人)、3位「お金が決め手ではないから」(25人)、4位「結婚後に貯めればいいと思った」、5位「自分が養うつもりだった」、6位「深く考えていなかった」と続いた。
次に、「結婚したときの貯金額」を教えてもらったところ、女性は「101万~200万円」(23.3%)、「51万~100万円」(17.8%)、「50万円以下」(17.5%)が多く、平均貯金額(マイナス、不明を除く)は約276万円という結果に。
一方、男性は「101万~200万円」と「201万~300万円」がいずれも18.5%でトップに。また、結婚時の貯金額が1,000万円を超えていた人の割合は、男性(8.9%)が女性(2.5%)よりかなり多く、男性の平均貯金額は約439万円となった。