スターバックス コーヒー ジャパンは3月9日から、同社のプリペイドカード「スターバックス カード」の発行と利用を通じて、経済的に困難な若者や子どもたちに教育や経験の機会を届ける「ハミングバード プログラム」を実施している。

カード発行額や売上の1%相当額を寄付

東日本大震災をきっかけに、「若者の夢に、ひとしずくの支援を。」という思いのもと、同社と利用者が取り組んできた寄付プログラム。

この時期限定で登場する「ハミングバード」デザインのスターバックス カードを発行、またはビバレッジやフードの支払いに同カードを利用することで、カード発行額の一部や売上の1%相当額が寄付され、経済的に困難な若者や子どもたちの教育の支援に役立てられる。寄付の対象カードは、2012年度版~2023年度版の計11種。

  • 「ハミングバード」デザインのスターバックス カード

毎年新たに登場する「ハミングバード」カードのデザインには、「一杯のコーヒーを通して、小さな思いが積み重なれば大きな力になる」という、同プログラム発足当時から変わらないスターバックスの思いが込められているのだそう。

  • プログラムを象徴する「ハチドリ(ハミングバード)」のモチーフは、山火事で燃えている森に一滴ずつ水を運んで火を消そうとするハチドリの姿を描いた、小さな力の大切さを教えてくれる南米アンデス地方に伝わる民話「ハチドリのひとしずく」からきている

2023年度版のデザインは、色鉛筆の繊細なタッチと鮮やかな色が印象的な画家・村上生太郎さんによるデザイン。

  • 2023年度版は画家・村上生太郎さんによるデザイン。カードいっぱいに枝を伸ばしている松は、若者たちが安心して休める場所を象徴している。自分の夢に向かって思い切り飛び立って、少し疲れたらとまって一息つくことができる、そんなあたたかい場所やつながりを提供したいという思いが込められているのだとか

スターバックス リワードでためたStarsで寄付することも

スターバックスの会員プログラム「スターバックス リワード」でためた150Starsと交換したeTicketは、今なら寄付するという選択肢もある。対象eTicketをレジで提示して寄付したい旨を店舗パートナー(従業員)に知らせると、eTicket1枚につき500円分をスターバックスが寄付する。対象期間は4月11日まで。対象eTicketは、フードeTicket700、ドリンクeTicket700、コーヒー豆/ティーeTicket700。