人気グループ・SixTONESがMCを務めるNHK Eテレの番組『バリューの真実』(毎週火曜日19:00~19:30)。4月4日~5月2日は、番組内で連続ドラマ「それゆけ!新内先生」を放送する。

  • 左から檜山光成、京本大我、元木湧

SixTONESが体当たりで10代や親世代も含めた幅広い世代の“多様な価値観(バリュー)”に迫る『バリューの真実』。10代の「悩み」「困っていること」「自己肯定感の向上」に役立つ情報などを、ランキング、実験、ポジティブドキュメンタリー、ドラマなどで伝える。

新年度最初の5回は、各回のメインコーナーのテーマと緩やかなつながりを持つドラマコーナーが、初の5週連続で放送される。

今回の主演は、京本大我(SixTONES)。高校教師でバスケ部の顧問・新内大輔役を演じる。生徒役に、元木湧・檜山光成(少年忍者/ジャニーズJr.)らが出演。元木は、中学時代バスケ部エースだった水城純、檜山は水城の中学時代からの友人・稲葉奏介を演じる。

少年忍者の2人と共演した京本は、「2人とも『そんなにお芝居経験がないです』『ドラマも3回目ぐらいです』とか言っていたのですが、その割にすごい堂々としていました。笑 自分の役をしっかり理解して、全力を出している姿は格好いいと思いました。2人の内面の演技を是非見て欲しい。驚いたのが、『こうやってみていいですか』とか、『試してみたことがあるのですが・・・』など、アイデアを出す前向きな姿勢です。同じくらいの年齢の時、『自分はそんなことできなかったな』と思いながら、頼もしさとたくましさを感じていました。笑」と語った。

SixTONESのコメントは以下の通り。

■ジェシー
このドラマを見て最初に思い浮かんだ言葉は「思いやり」。大我が演じた新内先生が、生徒と話すシーンに注目してほしいです。「人はこうやって話すことが大切」と改めて感じました。新内先生は、何を考えているかわからないからこそ、ちゃんと向き合おうとしていて、その行動や口調の端々に、「思いやり」を感じました。そこを気づいて欲しい!

■京本大我
今回、台本を読み、演じながら考えたのは、キャラについて。今の中高生の中には、キャラで悩んでいる人も多いのではと思います。自分らしいキャラだったら良いのですが、演じたり、無理をしたりすると、疲れてしまうのではと思います。そんな10代と寄り添ったドラマになってるのではないかな…笑。少し頼りないように見える新内先生ですが、熱い部分の一端が見えるところに注目してほしいです。

■松村北斗
見どころは、学園もの特有の「青春感の気持ちよさ」と人の葛藤という「重く切ない」ところのバランス。そこを味わって欲しい。それから、「バリューの真実」を見てくれている人だからこその仕掛けが満載。これまで六石家の長男役で2本のドラマをしましたが、その世界観が今回のドラマで交錯します。笑

■高地優吾
印象に残っているのは、言葉の重みについて。何気なく言ったひと言をすごく気にしてしまう人もいることを思い返しました。高校生にもたくさんいるんじゃないかなと思います。そして、怖いのは、言った人が、相手が傷ついたことを知った時。後悔して、悔やんでも時計の針は戻せません。同じ経験のある人は多いのではと思います。

■森本慎太郎
「教師が本気でぶつかっているからこそ、ぶつかりあっても大丈夫」ということを描いているのを見て欲しい。高校生たちが、先生に本音を引き出してもらい、本音が言えた時の表情が良いです。笑 成長している姿が、しっかり伝わってきましたね。10代は、「こういう先生に出会いたい」と思うはずです。笑

■田中樹
毎回「バリューの真実」のドラマは、短いけど、短いからこそ簡潔にメッセージを伝えられると思います。今回、印象に残ったのは、新内先生の「間違いからすごいものが生まれたら、それはもう間違いじゃない」というセリフ。これが、すごく好きだった。

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