俳優の菅田将暉が出演する、ダスキン・ミスタードーナツの新CM「抹茶とほうじ茶。第一弾」編が、29日から放送される。
新CMの舞台は、絶景に囲まれた水上に浮かぶ石畳。厳かな雰囲気の中、菅田は“野点”(のだて=野外でお茶をたてること)をたしなみながら、新商品をひと口食べた瞬間に「濃い!」と驚く。
撮影は、スタジオに作られた水上の野点セットで実施。菅田は襟付きシャツの上に着物と羽織を合わせた和洋折衷のスタイリングで登場し、本格的な所作に見えるよう、一連の作法を習得するまで何度も練習を繰り返していた。
■菅田将暉インタビュー
――「ポン・デ・濃い抹茶ホイップ あずき」を食べた感想をお聞かせください。
毎度ですけど、すごくおいしかったです。「どこまで行くんだろう、ミスド、すごいな」という感じでした。これだけ甘いものが詰まっているのに、ホイップも全然しつこくないし、食べやすくて、抹茶が合いますよね。最高でした。
――「米粉ドーナツ 濃いほうじ茶ホイップ」はいかがでしたか?
しっとりしていて、もっちりもしているんだけど、食べ応えがあって、重くないというか。米粉というのはそういうことなんですかね。ずっと出し続けてほしいぐらい大好きです。ほうじ茶との相性も良いんでしょうね。最初に食べた時、なんだかなじむ感覚が不思議だったんですけど、「米とお茶……あ、そういうことだったのか!」と思いました。
――屋外で抹茶を楽しむモダンな‟野点”の空間はいかがでしたか?
かっこいいですよね。厳かな雰囲気もありつつ、美しさがあって。抹茶の日本らしさに合っていたと思います。
――今回は和と洋が重なった和洋折衷の衣装でしたが、和のテイストを取り入れたファッションやアイテムを普段身につけたり、使用したりすることはありますか?
以前、ずっとげたやわらじを履いている時がありました。時代劇になると履くことになるし、鼻緒の痛みにも慣れておかないといけないので、当時はスラックスにげたを履いたりしていました。
――この春行きたい場所や、やってみたいことがありましたらお聞かせください。
湖のある公園でゆったりしたいですね。そこで今回の「ポン・デ・濃い抹茶ホイップ あずき」とか「米粉ドーナツ 濃いほうじ茶ホイップ」を食べたら、最高だと思うんですよ。お花見も去年できていないですし、久しぶりに外へ出て、開放感を楽しみたいと思います。
――4月は入学式シーズンということで、入学式の思い出がありましたらお聞かせください。
中学校から学ランだったんですけど、肩とかがすごく余っているブカブカの制服を作りに行ったり、それを着ている初々しい感じとか、“初めて制服に触れる”みたいなところは覚えています。最初は汚すと怒られるから、なるべく汚さないようにするんですけど、ある頃から怒られなくなる。なぜならボロボロになっていくから(笑)。
――中学校を卒業するまで、ご自身の制服は1着で間に合ったタイプですか?
上半身は1着で、パンツはもう裾がボロボロになったので、途中で買い替えた気がします。高校も同じ学ランで行けたので、校章だけ付け替えて着ていました。1年で上京したので、高校では途中までしか着てないんですけど、この仕事を始めてからも、制服を着てオーディションとかに行ったので、よく考えたら長い間使いましたね。
――もし学生生活をやり直せるとしたら、どんなことに打ち込みたいですか?
やっぱり部活かな。高校はアメフト部だったんですけど、途中までしかできなかったので、「3年間やり切りたかったな」というのは、こういう質問を受けるたびに毎回思いますね。
――ちなみに、当時のアメフトのポジションは?
クオーターバックです。ガリガリだったので、でっかいやつに守られながら、パスしたり、走ったりして。高校入るまではサッカーをやっていたんですけど、「手の方がパスしやすくないか?」と思ってアメフトをやったら、“どハマりした”みたいな感じでした。
――ちょうど1年前のインタビューで、春から新生活を送る方に向けて“習慣を持つことが大切”と仰っていました。菅田さんは当時、500円玉貯金をしていることを明かしていましたが、それはまだ継続されているのでしょうか?
いや、あれはやり終えました。1年限定だったので。
――それでは、500円貯金に代わる、何か新しい習慣はありますか?
最近ランニングをしています。その影響で、今回の撮影も足が筋肉痛だったので、正直なところしんどくて。正座自体はしんどくないんですけど、その体勢に行くまでがヤバいという感じで、やり過ぎも良くないなと。30歳になってから本格的に始めたので、実はまだ2回しか走りに行ってないんですけど、これがこの先1年続くかどうか、見ものですね(笑)。