トナリスクは、新生活シーズンにあわせて18~92歳の引っ越ししたことがある男女855名を対象に「引っ越し前にしておいた方がよかったこと」について調査した。同調査は3月8日~15日の期間にWeb上でのアンケートにて実施したもの。
まず、引っ越し前にしておいた方がよかったことがあるかどうかを尋ねると、92.5%が「ある」と答えた。
次に、引っ越し前にしておいた方がよかったことについて尋ねた結果、ランキング第1位は「断捨離(不要なものを捨てる)」(72.7%)で7割以上の人が回答。「新しい家で荷物は増えていくので、要らないものやあまり使わないものはもっと容赦なく捨てておけば良かったと思いました。折角新しい気持ちになっても物でごちゃごちゃしてしまうと残念だからです」や「荷物が増えて引っ越し費用がかさんだが、結局ダンボールのままになっていたものもある」といったエピソードが寄せられた。
第2位は「引っ越し先に何度も足を運ぶ・下見する」(18.5%)、第3位は「内装や配置の確認(モノの配置箇所、コンセント位置など)」(16.9%)、第4位は「治安や騒音状況などを調べる」(16.2%)で、第2位から4位までは引っ越し先のことに関する項目が並んだ。
「引っ越し先の環境(近所の住民の年齢層、どんな家族構成の家庭が多そうか、ゴミ出しや町内会ルール)を調べておくべきだった。老人ばかりでルールが厳しい街に引っ越してしまったため、子どもの友達探しに苦労し、チェックや口出しがうるさくて疲弊した」や「特に、夜の状況は確認する必要があると思う。事前に見に行くのはほとんど昼だと思うが、地域によっては、近くに飲み屋街があったりカラオケ店があったり、昼と夜で全く表情が違う場合がある。絶対に夜も確認すべきだと思った」といった時間帯によって変わることもある治安や騒音状況についてや、「各部屋にある収納の広さやコンセントの場所などをスマホで写真に撮っておいて、それを参考にどのようなレイアウトでものを置くかを先に考えておけば、不要なものは持って行かずに済んだなと思います」といったことが「確認をしておけばよかった」エピソードとしてあがった。
つづいて、第6位「インフラの手続き(ネット回線、水道光熱など)」(10.6%)、第7位「引っ越し前の地域でのお別れの挨拶」(2.4%)という結果になった。