ボーダレス・ジャパンは、フタリノとKOKUAが実施した令和時代の夫婦・パートナーとの防災意識に関してアンケート調査の結果とともに「ふたりの防災チェックリスト」を公開。
大災害の時にパートナーと会える自信ありはわずか5%
もし今、大災害が起こったら、別の場所にいるパートナーと会える自信がある?
まず、「もし今、大災害が起こったら、別の場所にいるパートナーと会える自信がある?」の問いに対し、約60%が「自信はない」と答えました。「自信あり」は、わずか5%に。コメントには、「お互い違う場所にいるとき、どこで待ち合わせすればいいか分からない」「スマホがないと不安」「避難する場所を知らないし、きっとパートナーも把握していないと思う」などの声が寄せられています。
ハザードマップとは、自治体や国が作成・公表している地域の自然災害の発生リスクを地図上に可視化したもの。近年では、不動産取引時において、対象物件におけるハザードマップの事前説明を義務付けされていますが、今住んでいる場所の災害リスクを把握しているかの質問にて「ハザードマップ確認済み」と回答したのは約3割にとどまっています。
また、防災の準備をするには、まず自分が被災するかもしれない災害の種類や危険度を知ることが第一ですが、19%が「想像がつかない」、5%が「考えたくない」と回答しています。
災害時にスマホが使えなくなったらどうするかの質問では、51%が「どうしたらいいかわからない」、13%が「考えたくない」と答えています。
防災グッズを準備しているかの問いでは、「完璧」と答えたのはわずか3%でした。「何も準備していない」という人は55%。「一応準備しているが不安」という人も40%見られました。
防災チェックリスト10項目「ふたりで話したい防災のこと10」
今回は、同調査の結果から、避難場所や連絡方法の優先順位、防災グッズの備えなど、事前に話し合うことで災害時に役立つ、防災チェックリスト10項目を作成。パーソナル防災サービス「#pasobo」で、ハザードマップや避難所なども確認できるほか、サイト上で必要な防災グッズの購入も可能となっています。