名古屋鉄道は、2023年度設備投資計画において、鉄道事業における駅・車両の快適性向上に向けた投資として、通勤型車両9500系・9100系を計18両新造すると発表した。

  • 名古屋鉄道は2023年度、通勤型車両9500系・9100系を3編成ずつ、計18両新造する(写真は2両組成の9100系)

9500系・9100系は車内の安全や環境に配慮した車両で、走行時に使用する電力量は更新対象となる従来の通勤型車両の5割程度とのこと。新造する18両の内訳は、4両組成の9500系が3編成(計12両)、2両組成の9100系が3編成(計6両)となっている。

その他、2023年度設備投資計画では、鉄道事業における安全・安定輸送確保として、高架化工事の実施、高架橋柱の耐震補強の実施、安全性向上および省力化に向けたシステムの導入拡大を挙げている。駅・車両の快適性向上に向けた投資として、車両新造に加え、金山駅の大規模リニューアルや、新型券売機・新型チャージ機の導入も計画している。