焦点工房は3月28日、ライカMマウント用レンズ「LIGHT LENS LAB M 35mm f/2」の限定色「ブラスゴールド」を発売した。価格はオープンで、焦点工房オンラインストアでの価格は208,800円。世界200本限定の特別モデルとなる。
今回発表されたのは、中国の投資家である周氏が3年以上かけて進めてきた復刻プロジェクトで甦った「LIGHT LENS LAB M 35mm f/2」の「ブラスゴールド」カラーモデル。35mmフルサイズ対応のライカMマウントレンズで、通称「八枚玉」と呼ばれた最初期のライカ製「35mm F2」に近い性能を持ち、仕上がりと再現性の高さから「周八枚」の愛称で呼ばれる。
焦点距離は35mmで、レンズ構成は6群8枚のダブルガウスタイプ。オリジナルレンズのガラス硝材に近い原材料で製作しており、コーティング、鏡筒デザイン、無限遠位置でのピントリング固定方法など、オリジナルを可能なかぎり再現している。レンズの取付け指標にはルビーを使用し、鏡筒は耐久性を重視した真鍮製。重厚感と高級感に優れる。
最短撮影距離は0.7m、絞り羽根枚数は10枚、本体サイズは直径51mm、長さ28.5mm(マウント部のぞく)、重さは約230g。フィルター径は39mm(E39規格)。レンズカラーに合わせたフード「L-IROOA」と、UVフィルタ「L-UV E39」が付属する。