創英コーポレーションは3月28日、「就職活動と非認知能力※」に関する調査結果を発表した。調査は2023年2月、就職活動中で今年または来年大学卒業見込みの全国の20代男女300人を対象に、インターネットで行われた。

※「思考力」「表現力」「判断力」など、テストで数値化することが難しい、生きていくために必要な能力

調査結果は以下の通り。「『非認知能力』について、あなたはどれくらい知っていますか」と聞くと、「知っていて、内容まで理解している」(20.0%)、「言葉を聞いたことがある程度」(42.3%)、「聞いたことがない」(37.7%)という結果になった。

  • 「非認知能力」について、あなたはどれくらい知っていますか

続いて、「就活において『非認知能力』が必要だと思いますか」と尋ねると、「そう思う」(36.3%)、「ややそう思う」(50.0%)、「あまりそう思わない」(11.0%)、「そう思わない」(2.7%)と続いた。

  • 就活において「非認知能力」が必要だと思いますか

そして、「就活は頭の良さ(机上での学習)だけでは戦えない、と感じたことはありますか」と聞くと、「そう思う」(50.7%)、「ややそう思う」(36.7%)、「あまりそう思わない」(8.3%)、「そう思わない」(4.3%)だった。

  • 就活は頭の良さ(机上での学習)だけでは戦えない、と感じたことはありますか

また、「就活を通して、学生時代にやっておけばよかったと感じることはありますか? それはなんですか」と尋ねると、「資格取得」(42.7%)、「インターンシップ」(42.0%)、「面接対策」(37.3%)が上位にあがった。

  • 就活を通して、学生時代にやっておけばよかったと感じることはありますか? それはなんですか

さらに、「就活において、社会性が必要だと感じた場面はどこですか」については、「個人面接」(65.9%)、「集団面接」(61.4%)、「最終面接」(46.2%)、「エントリーシートの記入」(33.6%)、「内定後」(24.2%)、「その他」(1.8%)だった。

  • 就活において、社会性が必要だと感じた場面はどこですか

次に、「就活において、持続力が必要だと感じた場面はどこですか」と聞くと、「エントリーシートの記入」(54.5%)、「個人面接」(47.3%)、「集団面接」(46.4%)が上位にあがった。

  • 就活において、持続力が必要だと感じた場面はどこですか?

そして、「就活中に困ったことは何ですか」と尋ねると、「面接での受け答え」(61.0%)、「エントリーシートの記入」(53.7%)、「自己PRできることが足りない」(44.0%)が上位となった。

  • 就活中に困ったことは何ですか