4月30日にスタートするABCテレビ・テレビ朝日系ドラマ『日曜の夜ぐらいは...』(毎週日曜22:00~)の主題歌が、Mrs.GREEN APPLEが書き下ろした新曲「ケセラセラ」に決定した。
岡田惠和氏の書き下ろしとなる同作は、清野菜名、岸井ゆきの、生見愛瑠という今年の日本アカデミー賞でそれぞれ優秀助演女優賞、最優秀主演女優賞、新人俳優賞を受賞した3人が「人生とは、家族とは、愛とは」をテーマに女性3人の友情を紡ぐハートフルストーリー。足の不自由な母との2人暮らしを支えるため休みなくバイトを続ける岸田サチ(清野)、家族から縁を切られながらも退屈な毎日に楽しみを求めてタクシー運転手を続ける野田翔子(岸井)、両親との縁が浅く借家暮らしを送りながら祖母と工場勤務を続ける樋口若葉(生見)……離れた場所に住み、お互いの存在も知らない3人があるラジオ番組をきっかけに運命的な出会いを果たす。そして心を通わせ始めた彼女たちにある“奇跡”が起き、行き詰まっていた人生が静かに動き出すことに。
バンド結成10周年を迎える今年、オリジナルアルバムのリリース、対バンライブの開催、さらに自身最大規模のアリーナツアーの開催といったさまざまな活動を発表しているMrs. GREEN APPLE。ドラマの主題歌を手がけるのは今回が初めてとなる。
コメントは以下の通り。
■大森元貴(Mrs. GREEN APPLE)
「ケセラセラ」、スペインの言葉で「なるようになる」という意味です。生きている中でどうしてもグッと堪えなければいけない局面、肩を落とす瞬間、たくさんあると思いますが、なるようになる。良いとか悪いとかではなく、なるようになる。そう信じて楽曲を書きました。1曲の中で様々な感情の情緒が感じられる楽曲だと思います。今を頑張って生きる全ての人へのファンファーレの気持ちを込めました。
第一話の脚本を読ませていただき、頭3ページの時点で涙が出てしまいました。心がガッツリと掴まれてしまい、僕が個人的に大切にしている琴線に触れました。人の愛情、プライド、難しさを繊細に描かれていて、とても感銘を受けました。とても情景描写や行動まで丁寧に描かれており、初めて拝見するような脚本でした。楽曲を制作する上でイメージが湧いてあふれました。
このドラマを見てからまた新たな1週間を翌日から迎えるということで、「もうちょっと頑張ってみようかな」と、とても優しく背中を押してくれるドラマだと思います。僕たちも放送を楽しみにしています。
■清水一幸プロデューサー
今回、新枠の第一弾ドラマ『日曜の夜ぐらいは...』の主題歌として、Mrs. GREEN APPLEさんにご担当いただくことになりました! ミセスさんといえば、特に10代から20代のリアルタイムで青春を過ごす人たちの日々に彩りを添えてくれるような、現実の世界に基づいたリアリティのある歌詞が最大の魅力。この主題歌「ケセラセラ」は、ドラマの台本を熟読いただき、書き下ろしていただきました。
一度聴いたら耳から離れない圧倒的にポップでキャッチーなサウンドと、共感性の高い歌詞となっていて、とても素敵な曲です! 私自身、曲の中にある、“私を愛せるのは私だけ 生まれ変わるなら?「また私だね。」”の部分にこのドラマと主題歌のすべてがこもっているといっても過言でないと思っております。今を頑張って生きる全ての人に届きますように……ドラマと主題歌の夢のコラボレーションを楽しみにしていて下さい!