NTTドコモは3月27日より、シャープ製5Gスマートフォン「AQUOS R7 SH-52C」をAndroid 13に更新するアップデートの配信を開始した。
アップデート内容はAndroid 13へのOSアップデート。更新時間は約33分で、更新後のソフトウェアバージョンはビルド番号「02.00.00」、セキュリティパッチレベルは2023年2月となる。
Android 13へのアップデートにより、以下のような新機能が利用できるようになる。
ロック画面の時計表示の大きさの設定
ロック画面の壁紙に合わせて時計表示の大きさを選択できるようになる。
AQUOS Homeのカスタマイズ
AQUOS Homeの1画面で表示するアイコンの数が調整できるようになる。また、AQUOS Homeのアプリ名表示が2行表示に対応し、長いアプリ名も表示できるようになった。
デザインのブラッシュアップ
UI全体のデザインをブラッシュアップし、より見やすく洗練されたものになっている。
スタイル設定の一括管理
壁紙設定が「壁紙とスタイル」となり、壁紙だけでなくテーマアイコンやフォントきりかえなどのスタイル関連の設定と集約される。また、ひとつの画面で写真やプリセット画像などの壁紙を選択できるようになる。プリセット壁紙も追加されており、全体の配色も豊富なパターンから選択できる。
マスク着用時の顔認証
マスクを着用して顔認証が利用できる。システムアップデート後に「設定」→「セキュリティ」→「顔認証」で設定を有効にする必要がある。なお、システムアップデート後に顔データの再登録を求められる場合がある。
コピー文字列の編集
文字列をコピーするとサムネイルが表示され、編集してから貼り付けることができるようになる。
スクリーンショットが簡単に
「ClipNow」機能により、画面の上端隅を長押しするだけの操作でスクリーンショットを撮れるようになる。
片手モードの起動
ナビゲーションバーを下にスワイプするだけで、素早く片手モードに切り替えられる。設定はオン/オフ可能。
QRコードの読み取り
クイック設定からQRコードリーダーを素早く起動できる。
緊急情報アプリの追加
緊急事態の際に、リアルタイムの位置情報を共有したり定期的に安全確認ができる緊急情報アプリが追加される。
その他のカスタマイズ
- 各アプリごとに異なる言語設定
- メディアコントロールを更新し、アルバムアートワークの表示、曲の進行に合わせて動く再生バーなど、音楽を聞く際の外観や操作感を向上させている
- おやすみ時間モードのカスタマイズが可能になり、就寝時間にはスター付きの連絡先からの着信や同一発信者による再着信などのみを知らせる設定が行えるようになる
安心利用
- メディアライブラリ全体とではなく、特定の写真や動画のみをアプリと共有
- クリップボードへの不要なアクセスの防止。メールアドレス/電話番号/ログイン情報などをコピーすると短時間でクリップボードの履歴から削除される
- 通知がデフォルトでオンになることなく、ユーザーが許可したアプリの通知のみを受け取れる
マルチデバイスでの連携向上
- 空間オーディオ対応
- メッセージアプリを使ったChromebookでのメッセージ送受信
- Bluetooth Low Energyオーディオ対応
- スマートフォンとタブレットの間でのコピー&ペースト
- タブレットのタスクバーによる、アプリの確認と分割画面モード化
- 手のひらとスタイラスペンを登録することによる誤入力の防止
その他
- サードパーティのカメラアプリのHDRビデオ対応
- メディア出力スイッチャーのアップデート
- TalkBack用の点字ディスプレイ