ネットプロテクションズは3月23日、「決済利用動向アンケート」の結果を発表した。同調査は12月6日~9日、全国20代~60代の男女3,000人を対象に、インターネットで実施した。
直近半年以内に利用した決済方法について尋ねたところ、1位は「現金」(93.2%)、2位は「クレジットカード」(89.7%)、3位は「QR・バーコード決済」(65.3%)だった。
20代では、73.5%が「QR/バーコード決済」と回答し、「クレジットカード」(88.0%)の利用との差が20%未満に迫る勢いとなっている。
複数の支払い方法をどのように使い分けているか尋ねたところ、「積極的にポイントがつく支払い方法を選ぶようにしている」が最も多かった。次いで「現金は、現金でしか支払えない場所でしか使用しない」「支払う場所によって、支払い方法を使い分けている」となった。
それぞれの支払い方法を利用する理由として当てはまるものを聞くと、どの決済においても「支払いが簡単だから」が最も多かった。現金は「使いすぎる心配がない」という理由が多い。
クレジットカードは「自分の集めているポイントがつくから」「銀行からお金を下ろす手間が省けるから」が多く選ばれている。QR/バーコード決済においては「スマホで支払えるから」、後払い決済においては「セキュリティが高く、安心できるから」という理由が多かった。
ネット通販で買い物をする際に利用する決済方法において、自身の考え方に近いものを聞くと、50代・60代では「よりセキュリティが安心決済方法を選びたい」が多かった。20代~40代では「よりお得な決済方法を選びたい」が一番多くなっている。