NSGグループのNSGカレッジリーグは3月24日、「大学中退者に関する実態調査」の結果を発表した。調査は2月10日〜17日の期間、大学を中退し、現在正規雇用として働いていない19～25歳の305人を対象に行われた。

  • 大学を中退した理由を教えてください

大学を中退した理由を尋ねると、「学びがいが感じられなかったから」が32.8%でトップ。以下、「自身のレベルに合わなかったから」が24.6%、「メンタル面のサポートがなかったから」が20.3%と続いた。

元々の大学(中退済み)への進学を決めた理由については、半数近い47.5%が「専門的な知識が学べると思ったから」と回答。次いで「就職に有利だと思ったから」が25.2%、「なんとなく」が20.7%となった。

  • 元々の大学(中退済み)への進学を決めた理由を教えてください

進路活動時、今思えば専門学校も検討しておけばよかったと思うか聞いたところ、「そう思う」が38.4%、「元々検討対象に入れていた」が22.6%との結果に。他方、「そう思わない」は23.9%、「わからない」は15.1%だった。

  • 進路活動時、今思えば専門学校も検討しておけばよかったと思いますか?

「そう思う」「元々検討対象に入れていた」と答えた人に、専門学校を進路検討対象にする場合、どのような点を重視すべきだと思うか質問すると、「就職率・資格取得率が高い」が最も多く60.8%。以降、「自身の就きたい職業に特化している」が43.0%、「学費サポート制度が充実している」が37.1%と続いた。

  • あなたは、専門学校を進路検討対象にする場合、どのような点を重視すべきだと思いますか?

専門学校で資格や技術を身につけながら、大学のカリキュラムを学び、専門学校と大学の卒業資格を同時に取得できる「大学併修制度」については、46.9%が「高校在学中に知っていたら利用したかった」と回答した。