ウェブスターマーケティングは3月24日、「オンライン診療で不安なことに関するアンケート調査」の結果を発表した。調査期間は2月16日~17日の期間、10代以上の500人を対象に行われた。

  • オンライン診療を受けた経験

オンライン診療を受けたことがあるか尋ねると、9割近い89.0%が「ない」と回答し、「ある」は11.0%にとどまった。

オンライン診療経験者が受けた診療内容については、「低用量ピルを購入するために、産婦人科のオンラインクリニックを受診した」(24歳女性)、「AGAの診断で利用」(38歳男性)、「持病である精神疾患の診察。予約日当日、調子が悪くて通院できなかったときに利用」(39歳女性)など、持病や慢性疾患、美容医療で利用した人が多かった。

オンライン診療は「あり」か「なし」か聞くと、「あり(受けてもいい)」が84.8%に上り、「なし(受けたくない)」の15.2%を大きく上回った。

「あり」だと思う理由としては、「待ち時間がなさそう」「移動がなくて便利」といった意見が目立った。一方、「なし」だと思う理由としては、「検査や触診ができないから」「不安が大きいから」などの回答が多かった。

  • オンライン診療は「あり」か「なし」か

オンライン診療で不安・心配なことについては、1位「正確な診療ができなさそう」(267人)、2位「うまく症状を伝えられなさそう」(92人)、3位「触診・検査ができない」(26人)がトップ3。オンライン診療では触診や検査が行えず、症状を伝えにくいことから、正確性に不安を感じている人が多い結果となった。

  • オンライン診療で不安・心配なこと