ネスレ日本は、カプセル式カフェシステム「ネスカフェ ドルチェ グスト」シリーズの最新モデル「ネスカフェ ドルチェ グスト GENIO S PLUS(ジェニオ エス プラス)」(以下、GENIO S PLUS)を4月1日に発売する。価格は15,800円。本体カラーはピアノブラックのみ。

  • ネスカフェ ドルチェ グスト GENIO S PLUS/ピアノブラック

ネスカフェ ドルチェ グストシリーズは、レギュラーコーヒー、ラテ、抹茶、ミルクティー、ココアなど20種類以上のメニューや、独自に開発したスターバックスブランドのカプセルを楽しめるカプセル式カフェシステム。カプセルをセットするだけと操作がシンプルな点も特徴だ。

新モデルとなるGENIO S PLUSには、より深い香りと味わいにカスタマイズできる「エスプレッソブーストモード」が新しく搭載された。高圧抽出前に粉を蒸らす工程が加わることで、よりコーヒー豆の味わいを強く感じられる一杯に仕上がるという。このため通常のモードにかかる時間は1分だが、エスプレッソブーストモードは3分30秒の時間がかかる。

  • ネスカフェ ドルチェ グスト用のコーヒーカプセルをセットする部分

  • 水タンクは大容量の800mL

  • コーヒーとミルクの注ぎ口

  • カップ下のパーツは取り外しできて洗いやすい

エスプレッソブーストモードは、2つのカプセル(コーヒーカプセルとミルクカプセル)を組み合わせて抽出する「ラテ マキアート」「カプチーノ」など、ラテメニューにも対応。カフェで飲むような濃厚ラテが楽しめるという。なお、エスプレッソブーストモードは、抽出量「3」以下の専用カプセルにのみ使える(抽出量はカプセルのパッケージに記載)。

  • ラテの場合、まずミルクカプセルをセットしてミルクを注いだ後、コーヒーカプセルに入れ替えて抽出する

  • 背が低めの水筒に直接注げる

  • 高さ調節は2段階。背が低いエスプレッソ用マグでも飛び散らない設計だ

なお、既存製品である「ネスカフェ ドルチェ グスト Genio S」(以下、Genio S)より価格をおさえた分、省かれた機能もある。例えばGenio Sには高い香りとクリアな味わいで抽出するという「ハンドドリップモード」や、専用アプリとの連携機能を備えていたが、GENIO S PLUSでは省いている。

本体サイズはW112×D273×H282mm、重さは約2.0kg。利用時の消費電力は1,450W、待機時の消費電力は0.45W。タンク容量は800mL。抽出温度は4段階。

  • 既存モデル「ネスカフェ ドルチェ グスト Genio S」

  • 操作部はタッチパネル式

  • 新モデルのGENIO S PLUS

  • GENIO S PLUSの操作部はボタンとダイヤル。左下が「エスプレッソブーストモード」用のボタンだ

  • GENIO S PLUS発売と同日にアイス専用コーヒーカプセル「ネスカフェ ドルチェ グスト アイスコーヒーロースト XL」(右)も発売する。1杯が300mLのXLサイズ(氷150g+コーヒー150mL)だ。価格は16杯分がセットになって1,185円