まもなく迎える新学期。新しい学年になり環境が変わる中、子どもに何か習い事をさせたいと考えている親御さんもいるのではないでしょうか?そこで、子どもを持つマイナビニュース会員500人を対象に、子どもの習い事に関するアンケートを実施。小学生以下の子どもの習い事について調査しました。
習い事をしている子どもは約7割
はい ーーー68.4%
いいえ ーーー31.6%
現在子どもが習い事をしているか聞いてみると、約7割の子どもが習い事をしていることが判明しました。中でも、未就学児の段階から1つでも習い事をしている人は44.5%と、今回の調査では小学校入学前から習い事している子どもが半数近くいることがわかりました。
習い事の数は「1つ」が最多の4割超え
1位:1つ ーーー42.8%
2位:2つ ーーー35.8%
3位:3つ ーーー17.4%
4位:4つ ーーー2.0%
4位:5つ以上 ーーー2.0%
習い事をしていると回答した人の中から、子ども1人あたりの習い事の数で最も多かったのは「1つ」で42.8%、続いて「2つ」が35.8%という結果になりました。
学年別に見てみると、未就学児と低学年の中では「1つ」、中学年では「2つ」、高学年では「3つ」が1番多く、学年が上がるごとに習い事の数が増えていくことがわかります。
習い事のひと月あたりの金額は1万円未満が4割強
1位:5,000円~9,999円 ーーー29.4%
2位:10,000円~14,999円 ーーー21.9%
3位:15,000円~19,999円 ーーー17.9%
4位:5,000円未満 ーーー14.9%
5位:20,000円~24,999円 ーーー9.5%
6位:30,000円以上 ーーー3.5%
7位:25,000円~29,999円 ーーー3.0%
子ども1人あたりにかかる習い事のひと月あたりの金額を尋ねてみると、「5,000円~9,999円」が約3割と最多、「5,000円未満」と合わせると44.3%の人が1万円未満に抑えていると回答しました。
学年別では、未就学児と低学年は「1万円未満」が、中学年と高学年は「1万円台」が1番多い結果となりました。
どんな習い事をしている? 習い事ランキングTOP5
1位:水泳 ーーー30.8%
2位:音楽(ピアノなど) ーーー26.9%
3位:英会話 ーーー23.9%
4位:スポーツ(水泳以外) ーーー22.9%
5位:ダンス ーーー21.4%
現在の習いごとを聞いてみると、「水泳」が30.8%と最も回答が多く集まりました。続いて「音楽」の26.9%、「英会話」の23.9%という結果に。「水泳」や「音楽」は、親御さんが幼少期に習っていたことから子どもにも経験させているという人もいるのかもしれません。
また、複数の習い事をしていると回答した人の内訳を見てみると、スポーツ系と学習系、スポーツ系と文化系を組み合わせている人が多く見受けられました。
習い事を決めるポイントは"子どもの意志"が半数以上!
1位:子どもがやりたい内容かどうか ーーー55.47%
2位:将来のためになるか ーーー29.4%
2位:金額が妥当か ーーー29.4%
4位:体づくりになるか ーーー26.9%
5位:家からの距離 ーーー24.4%
6位:先生の質に納得できるか ーーー17.9%
7位:同級生や友だちが通っているかどうか ーーー10.4%
習い事の決め手について質問すると、「子どもがやりたい内容かどうか」がダントツで1位に選ばれました。2位以降は「将来のためになるか」と「金額が妥当か」が29.4%、「体づくりになるか」が26.9%、「家からの距離」が24.4%と、僅差となる結果となりました。
子どもがしっかりと楽しみつつも、成長や将来のためになる親御さんの思いが習い事を決めるポイントとなっているようです。
調査時期: 2023年3月14日~3月15日
調査対象: マイナビニュース会員
調査数: 500人(子どもを持つ20歳~49歳の男女)
調査方法: インターネットログイン式アンケート