ソフトバンクは3月22日、中国での国際5Gローミング提供事業者へのChina Unicom追加など、中国/ギリシャ/ポルトガルなどで国際ローミングサービス拡充を行うことを発表した。

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今回、各国で行われる対応ネットワークの追加などのサービス拡充内容は次のとおり。

国・地域 事業者 追加されるネットワーク 追加日
中国 China Unicom 5G 3月30日
ギリシャ COSMOTE 3月22日
ポルトガル
アゾレス諸島
マディラ諸島
NOS
チェコ O2 Czech Republic VoLTE 3月22日
デンマーク TDC
ベトナム Viettel
スイス
リヒテンシュタイン
Swisscom 3月23日
ウズベキスタン Beeline LTE 3月22日

中国におけるChina Unicomの5G国際ローミング、ウズベキスタンにおけるBeelineのLTE国際ローミングは、すでに先行する事業者がサービスを開始しており、事業者の追加となる。それ以外は当該の国・地域で初のサービス提供となる。

5G/4G(LTE)国際ローミングに追加された国ではソフトバンク契約スマートフォン/タブレット等での高速なデータ通信が行えるようになり、海外向けパケット定額サービス「海外パケットし放題」も利用できる。また、VoLTE国際ローミングに追加された国では、日本と当該国の間および当該国内の音声通話において、VoLTEによる高音質の通話が可能となる。

国際ローミングの利用にあたっての申込は不要だが、対応していないスマートフォン機種もあるため、各国・地域での対応状況と料金をソフトバンクのWebサイトで確認しておくことがオススメ。なお海外での通話料・通信料は国内料金プランの無料通信/各種定額サービス/割引サービスの対象外(一部除く)となるため、利用の際には注意されたい。前述の「海外パケットし放題」や「アメリカ放題」などの定額/料金上限ありオプションを利用することも可能だ。