テレビ朝日系ドラマ『特捜9 season6』(4月5日スタート毎週水曜21:00~)の制作発表記者会見が都内で行われ、井ノ原快彦、羽田美智子、吹越満、田口浩正、深川麻衣、中村梅雀が登場。深川がキャストへ相談したことを明かした。

  • 左から深川麻衣、中村梅雀、羽田美智子、井ノ原快彦、吹越満、田口浩正=テレビ朝日提供

昨シーズンから高尾由真役でメンバー入りした深川は「今シーズンの由真は1年間経って成長してほぐれている部分があるので、そこに注目していただけたら」と役柄の成長をアピール。そんな会見では「もはや家族みたいな間柄。お互いの好き嫌いも把握している」という井ノ原のメンバーに対する愛情発言を皮切りに、“家族”というキーワードがたびたび出現した。取材陣から「特捜班メンバーを家族に例えるならどんな構成?」と聞かれた深川は「吹越満と田口浩正が父母、井ノ原はお兄ちゃん、羽田がお姉ちゃん、中村がおじいちゃん」と設定。吹越と田口が「オレたちが夫婦ってこと?」とツッコミを入れ、笑いが起こっていた。

続いて最も相談しやすい相手を聞かれた深川は「みなさんもれなく相談しやすいのですが、何を聞いても必ず返してくれるのが、博識な梅雀さんです」と名前を挙げ「何でも知っていて何でも詳しいんです! 先日も「腰の骨が鳴るんですけど、どうしたら治りますか?」と聞いたら、すぐに教えてくださいました」と明かした。

■深川麻衣(高尾由真 役)

――『season6』の進化したところを教えてください。

私が演じる由真は曲がったことが嫌いな、正義感の強い女性。特捜班に異動してきた『season5』では、「この捜査の仕方は何!?」「この自由な人たちは何!?」という衝撃を受けていたのですが、今シーズンは1年間経って成長してほぐれている部分があるので、そこに注目していただけたらうれしいです。由真は国木田班長に対しても、物おじせず発言しています。

――撮影現場の雰囲気を教えてください。

最初にこの現場に入ってビックリしたのが、みなさんがお互いの家族のことまで熟知していること! 本当に家族や親戚のようで、ほかにはない環境だなと思いました。今シーズンの脚本は、演じる側が遊ばせてもらえるような余白を残したセリフが多く、どういうトーンで言おうかな、どういう風にやったら面白いかな、と考えながら演じているのですが、みなさん相変わらずどんなことをしても温かく、どんと構えていてくださるので、今年も安心して撮影させていただいてます。

――2年目社員からの悩み相談に関連して……『特捜9』のキャストの中で最も相談しやすい人は?

みなさんもれなく相談しやすいのですが、何を聞いても必ず返してくれるのが、博識な梅雀さんです。何でも知っていて何でも詳しいんです! 先日も「腰の骨が鳴るんですけど、どうしたら治りますか?」と聞いたら、すぐに教えてくださいました。

『警視庁捜査一課9係』(2006年スタート)時代から17年間、共に過ごしてきた家族のような特捜班。井ノ原演じる浅輪直樹が、小宮山志保(羽田美智子)、青柳靖(吹越満)、矢沢英明(田口浩正)ら個性派刑事の捜査をまとめる主任として、そして昨シーズンより加わった若手警察官・三ツ矢翔平(向井康二)、高尾由真(深川麻衣)の先輩として引き続き邁進する。『season6』では、『9係』で出会い『特捜9』で結婚した直樹と倫子(中越典子)の浅輪夫妻の今後、『season4』最終回で結ばれた村瀬健吾(津田寛治)&志保夫婦の現在、青柳、矢沢のコンビや、班長・国木田誠二(中村梅雀)の今の思いなど、レギュラーメンバーが抱える事情や関係性が、毎回の捜査に影響していく。