ジェイアール西日本フードサービスネットとJR西日本は、山陽新幹線のグリーン車でサービスを行うパーサーの制服を4月1日からリニューアルすると発表した。

  • 山陽新幹線パーサーの新制服(冬服)イメージ

新制服は冬服(ジャケット+スカート)と夏服(半袖+パンツ)、春・秋に着用する合服2種類の計4種類。エプロンも長短2種類を用意する。乗務員が一体となってサービス向上に取り組むとの意味を込め、いずれの制服も差し色としてJR西日本のコーポレートカラーを採用した。「新幹線パーサーのありたい姿」を考慮に入れつつ、パーサー全員の意見を集約し、パーサーを含む約30人で構成するプロジェクトチームを立ち上げ、約半年間の議論を重ねてデザインなど決めたとのこと。

パーサーは改札業務や異常時対応といった車掌業務の一部も担当することから、乗客に安心感・信頼感を感じてもらえるデザインに。車内での幅広い業務に対応するため、動きやすさと使いやすさを考慮した設計としている。生地には、しわになりにくく、柔軟性と通気性に配慮した素材を採用。パーサーの携帯品をスマートに着用・収納できる仕様だという。

  • 新制服イメージ

  • 新制服(夏の合服)イメージ

SDGsにも配慮し、環境に優しいウール混素材やリサイクル糸を使った素材を採用。現行の制服は新たな製品の原料として再利用される。