ホクトはこのほど、「きのこのプロが選ぶ! "手軽にきのこ50gを摂取できるベストレシピ"」を公開した。
近年、腸内環境と体の免疫機能が密接に関係していることがわかっており、ホクトとメタジェンが行った共同研究によると、きのこの継続摂取(1日50gを4週間)をした人の腸内に 腸内の短鎖脂肪酸の増加と免疫機能の増強に関わることが判明したという。50gは、ブナシメジなら1/2株が目安とのこと。
公開されたのは、きのこレシピの開発に携わって10 年以上になる同社が選んだベストレシピ3選。手軽にきのこ50gを摂取できるだけでなく、家庭にある定番調味料"さ・し・す・せ・そ"を使って手軽に調理でき、アレンジレシピも簡単に作ることができるのもポイントとのこと。さまざまな味わいが楽しめるので、飽きずにきのこを食べ続けることができる。
「甘辛きのこダネ」
・材料
ブナシメジ……100g
ブナピー……100g
エリンギ……100g
マイタケ……100g
【A】砂糖……大さじ4
【A】酒……大さじ2
【A】しょう油……大さじ2
ブナシメジ、ブナピーは石づきを切り、マイタケと共に小房に分ける。エリンギは食べやすい大きさに切る。鍋にきのこ【A】を入れて混ぜながら中火にかけ、汁気がなくなるまで加熱する。
完成した「甘辛きのこダネ」はストックできる。卵焼きの具に使う「甘辛きのこの卵焼き」は、普段のおかずのほか、お弁当のおかずにもぴったりとのこと。
味噌きのこ
・材料
マイタケ……200g
ブナシメジ……100g
しょうが……1片
ごま油……大さじ2
【A】味噌……100g(半量は赤みそがおすすめ)
【A】酒……大さじ2
【A】みりん……大さじ2
ブナシメジは石づきを切り、マイタケと共に小房に分ける。しょうがはみじん切りにする。フライパンにごま油を熱し、きのこ、しょうがを入れて炒める。【A】をよく混ぜ合わせて加え、水気が出てきたら弱めの中火にし、水気がなくなるまで炒め煮する。
そのまま食べるほか、野菜炒めに使うと、ごはんが進む一品に仕上がるという。
酢きのこ
・材料
ブナシメジ……200g
エリンギ……200g
オリーブオイル……80g
【A】酢……100ml
【A】コンソメ(顆粒)……大さじ2分の1
【A】はちみつ……大さじ1
【A】赤唐辛子……1本
【A】塩……小さじ2分の1
ブナシメジは石づきを切り、小房に分ける。エリンギは半分の長さにして、5mm幅に切る。鍋に【A】を入れてひと煮立ちさせ、バットに入れる。フライパンにオリーブオイルを熱してきのこを入れ、中火でしんなりするまで炒めたら、熱いうちにバットに加えて混ぜ、ラップでぴったりと覆い漬ける。
「酢きのこ」は、タルタルソースに入れて「きのこタルタルソース」にしてもよいという。コクがあって後味さっぱりした味わいになる。チキン南蛮のタルタルソースに使ったアレンジメニューもおすすめとのこと。