愛知県が、県内の公立学校を対象に、子どもたちが保護者の休暇にあわせて学校を休める「ラーケーションの日(校外学習活動の日)」を全国で初めて創設すると発表(pdfが開きます)し、ネットで「素晴らしい制度」と注目が集まっている。
「ラーケーションの日」は、同県が進めるワーク・ライフ・バランスの充実と生産性向上による日本経済の活性化の実現を目指す「休み方改革」プロジェクトの一環。「ラーケーション」は、ラーニング(学習)と、バケーション(休暇)を組みあわせた造語で、この日は、子どもたちが学校を休み保護者とともに、校外で郊外で、体験や探究の学び・活動を自ら考え、企画・実行できるという。
ラーケーションの日は、校外での自主学習活動の日となるので、学校に登校しなくても欠席とならない。年3日まで取得可能で、まとめて取ることもできるという。取得日に受けられなかった授業内容は、事前あるいは事後に家庭で教科書などを用いて自習し補うとのこと。
今後、導入に向けた環境を整備を進め、今年度2学期以降、公立学校(小・中学校、高校、特別支援学校)で順次導入するとしている。
このほか同プロジェクトでは、あいち県民の日(11月27日)・あいちウィーク(11月21日から27日)を契機とした「休み方改革」の推進や、休暇を取得しやすい職場環境づくりなどに取り組んでいる。
ネット上では「これいいよねー!全国でやろ!」「有給的な感じですね!」「親の仕事がサービス業とか休日に休みにくい場合でも気兼ねなく子供と遊びに出かけられるしいい制度だと思う。」「これ欠席にならないで休みが取れるんやろ?最高やん。」「これは素晴らしい制度✨」と称賛する声が多く寄せられた。